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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
ダイナミックな、まるでノンフィクションのような大作,
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レビュー対象商品: 遠き雪嶺(上) (角川文庫) (文庫)
今から70年前、昭和11年、立教大学山岳部は日本で初めてヒマラヤに遠征して、ナンダ・コットの世界初登頂に成功した。遠征隊派遣にいたるまでの数々の準備と関門、インド到着からヒマラヤ、ナンダ・コット麓に至る道のり、ベースキャンプ設営から頂上アタックへの苦難の登山、キャラバン隊編成の苦労、シェルパとの親交や隊員同士の軋轢…。夢を抱いた男たちの壮絶な人間ドラマが、浜野正雄という一隊員の目を通して描かれている。 読んでいるうちに自分が浜野その人になったかのように物語に引き込まれてゆく。 著者谷甲州は海外協力隊の経験もあり、’96年には『白き嶺の男』という短編集で「第15回新田次郎文学賞」を受賞したほどの本格的な山岳小説の書き手である。と同時にスケールの大きなSF小説や架空戦記ものなども得意としている。 本書はそんな著者の作品の中でも、構想10年、執筆開始から脱稿まで6年という、綿密な取材に基づいたノンフィクションといってもよいほどの性格を持ったダイナミックな本格山岳大作となっている。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
これは美味しい,
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レビュー対象商品: 遠き雪嶺(上) (角川文庫) (文庫)
文句なしに、近年の山岳小説のなかで、一番です。この遠征の時代背景が ワタシには、いまひとつ認識できていなかったのですが、 これでよくわかりました。 小説としての出来不出来については いろいろの意見はありましょうが、 題材の良さが光っております。 考えてみると 山岳小説は、フィクションでは 成り立たない世界なのかもしれません。 だから、 フィクションでやろうと思えば 『惑星CB‐8越冬隊』のように するしかないのかもしれません。
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