なかなか表に出てこない裏事情を綴った、時代を映す希少な本。いま第一線で活躍中の
コンピューター関連技術者の多くが、ユーザーとしてここに書かれているような世界に
お世話になってきたのでは。
昔のパソコンの話題あり、ゲーム機の話題ありと、著者の関わってきた世界の広さと
深さを感じられる。
情報が多すぎて一つ一つのトピックが駆け足で終わってしまっている事と、トピックに
よっては著者の自己満足に終わってしまっている部分があり、また挿絵に登場する人物
がいかにも「イメージとして作られたパソコン少年オタク」である(昔、こんな感じの
人はいなかった)事が残念であるが、これらを差し引いても、ツボにハマった時には
非常に興味深く読める内容ではないだろうか。
手元に置いておき、数年経って中身を忘れた頃に改めて読み返してみると面白そうである。
著者には機会を改めて、持っている情報を全て吐き出す暴露本?を出して頂きたいと思う。