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違法の戦争、合法の戦争 国際法ではどう考えるか? (朝日選書 (782))
 
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違法の戦争、合法の戦争 国際法ではどう考えるか? (朝日選書 (782)) [単行本]

筒井 若水
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

悲惨な経験から「戦争」を法で規制しようとした近代国際社会。国際法に違反して戦争をしたとしても、勝者を摘発し裁く公権力はどこにあるのか。そもそも許される「戦争」はあるのか。圧倒的な大国アメリカがなぜイラク戦争で国連決議にこだわったのか。戦後60年、安保理改革の夏に、国際的視野から戦争の本質を考える。国連の仕組み、大国の論理、人道の意味……戦闘や紛争ニュースを見るときの疑問にこたえるQ&Aも。

内容(「BOOK」データベースより)

人類の歴史に戦争がなかった時期はない。なくならない戦争を前に、人類の英知は戦争被害を最小限にするため、戦地での傷者や病者の保護、捕虜の待遇、文民の保護、毒ガスの禁止など、戦争国際法を作ってきた。これがジュネーブ法として現在も継続されている法である。戦争が人類を滅亡させるほどの脅威となった20世紀、国際法は、戦争そのものを禁止とした。―しかし戦争はいまだになくならない。はたして戦争禁止は実現可能なのか。「戦争」と呼ばれない戦争状態を、国際法ではどう扱うのか。違法のはずの「戦争」勝者を誰が裁くのか。対テロ戦争は違法か合法か。国際社会は、国連は、「戦争」をどうとらえているのか。国内法との違いも踏まえ、国際法の立場から探る。

登録情報

  • 単行本: 260ページ
  • 出版社: 朝日新聞社 (2005/8/5)
  • ISBN-10: 4022598824
  • ISBN-13: 978-4022598820
  • 発売日: 2005/8/5
  • 商品の寸法: 18.6 x 12.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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形式:単行本
東京大学、一橋大学法学部、早稲田大学で国際法を講じた、国際法学の泰斗が、満を持して書いた「戦争論」。

年来の主張が過不足なく、時に具体的な例を挙げて記載されており、説得力に富んでいる。

「国際法は、短期的には国家を守るわけではない。しかし、長期的には、建前としての機能を果たす可能性が高い」、という著者の主張は、従前の著書に比べて明快に打ち出されている。

◇ jus in bello(戦い方に関する法規。「交戦法規」)と jus ad bellum(戦争開始決定権)との違いを理解しないままに、日本国憲法9条を語ることの無益さや如何ばかりか?

◇ 群民兵(自発的な自衛のための戦い方であって、国際法上、準国家として認められるもの)を知らずして、日本の国防を語ることが、如何に不毛なことか?

⇒ 9条が放棄する交戦権とは、政府の戦争開始決定権(jus ad bellum)以外にはありえない。憲法は、制限規範であるため、国民の戦争開始決定権は否定されておらず、群民兵の形態であれば、日本国憲法の下でも戦争遂行は可能である。

選挙のたびに繰り返される不毛な議論に辟易している人におすすめ。

喝を入れてくれること、間違いない。
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12 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By maxhare
形式:単行本
全く専門外の人間ですが、タイトルに興味を引かれて読みました。

素人なりに戦争に関してはいろいろ考えてきたつもりですが、さすがプロは深くまで考え、また、それをわかりやすく表現するものだと思いました。

例えば、我々はしばしば、戦争でどちらが正しいのか、あるいは、正当な開戦の権利があるのかということに関心を集中する。もちろん、それは必要なことだが、しばしば不毛な結果しか生まない。それよりも、戦争において、どのような行為が正当でどのような行為が違法なのかということに関心を集中した方が有益な場合が多かった。

あるいは、中立国は自国がそう思うだけではなく、他の国から中立国と見なされなくては意味がない。したがって、強制的に他国の軍事行為に荷担させられないために、相応の軍備を持たなくては話にならない。

(引用ではなく、私の解釈なので、もしかしたら違っているかもしれません。)

目からウロコという箇所がいくつもありました。
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