主人公山本俊之は、ある事件がきっかけで検事を辞職し、妻の死後、一人息子を妻の実家に託し、一人賢人岳に篭り、炭を焼き、陶芸作品を作製し、唯一の継承者である昇月流柔術の研鑽に励んで42年、その俊之が、誘拐された孫娘、安奈を救うために東京へやって来ます。
実は、俊之の1人息子は弁護士で「神の心理」教団の被害にあった人や家族を脱会させようとしている人の代理で、交渉や訴訟の手続きをしていて、其の為長女が誘拐されたようなのです(なんかかってあった様な事件ですね)。そして、俊之は、姉のせいもあって、不登校になった妹、寛奈、新聞記者の高橋雅章、そして、ひょんな事から俊之に心酔する様になった、雄三、晃次、マリンの協力を得て姉の奪回の為教団本部に向かいます。
俊之は、昇月流の失神のツボ突き、石仏の突き、クグツ縛り、そして、究極の失禁ツボ突き等の秘技を駆使して、いやはや強いのなんの・・・・・教団を壊滅させ、そして、黒幕の政治家をも再起不能に陥れます。
ストーリー自体は、過去にあった事件を組み合わせたありきたりの物ですが、主人公の設定が中々面白い、また、作者が役者の為、ヴィジュアル的に良く考えられていて、映像化すれば面白いかなと思います。今秋続編も出るようです。