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道路の決着 (文春文庫)
 
 

道路の決着 (文春文庫) [文庫]

猪瀬 直樹
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

利権の聖域、日本道路公団の民営化に、民営化推進委員会委員として取り組んだ猪瀬直樹。本書は、『道路の権力 道路公団民営化の攻防一〇〇〇日』に続き、五年間にわたった戦後最大の改革の内幕を冷徹な筆致で描写した完結篇である。民営化は我々に何をもたらしたのか、その答えがここにある。田原総一朗氏との対論を特別収録。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

猪瀬 直樹
作家。1946年、長野県生まれ。『天皇の影法師』(83年)をはじめ、『日本凡人伝』『黒船の世紀』『ペルソナ―三島由紀夫伝』など多くの著作がある。『ミカドの肖像』(86年)で大宅壮一ノンフィクション賞受賞。『日本国の研究』(97年。文藝春秋読者賞受賞)は、政界の利権、腐敗、官僚支配の問題を鋭く突き、小泉首相から行革断行評議会委員、道路公団民営化推進委員に任命される契機ともなった。メールマガジン「日本国の研究」を主宰、政府税制調査会委員、東京工業大学特任教授など幅広い領域で活躍。2007年6月、東京都副知事に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 346ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2008/7/10)
  • ISBN-10: 4167431165
  • ISBN-13: 978-4167431167
  • 発売日: 2008/7/10
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.8 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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20 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ryouma.
形式:文庫
単行本も読んだのですが、今回の文庫版に新しく収録されている田原総一朗氏との対論がとてもよかったので購入しました。

この対論では、猪瀬氏の意見だけでなく、マスコミや道路族や“民営化失敗”論者の言っていたことすべてに対する答えが、田原氏に説明する形で、丁寧に解き明かされています。いわば総決算的な分かりやすい対論となっているので、非常におトクだと思います。

もう道路公団民営化について語るには、『道路の権力』とこの『道路の決着』の2冊で完璧だと言えます。

あらためて本書を再読してみて切望するのは、猪瀬氏がこの改革で示した、徹底した事実の積み重ねと情報公開という手法を、社会保険庁など今後の改革にも活かしてほしいということです。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By yutapa
形式:文庫
本著は日本国の研究から続くシリーズのなかで、題名の通り一つの区切りというか一里塚のような意味合いを持つ作品であると思います。
著者の膨大な取材や研究から導き出された方程式をを現実の世界で具現化するべく闘争し結実させた現代の日本では稀有な記録になっています。
ちなみに本著だけ読んでも全体像はつかめないと思うので、少なくとも前著”道路の権力”は読んだほうが良いと思いますよ。

正直いろいろ考えさせられますね。
現代の陽明学と言っては持ち上げすぎかもしれませんが、理論と実践というテーマが投げかけられていて、
ファクツファインディング(事実を掘り起こして検証)し論理によって戦うということが大事だと繰り返し主張されています。
正しい表現かどうかはわかりませんが簡単に言うと、
根本的な原因を見つけ出し適切に処理する。
そのことによってみんなが幸せになれるということが。

本作にはいわゆる”憎むべき小人”がたくさん出てきますが、日本人の特徴が浮き彫りにされていて、ある意味とても興味深くまた痛々しいです。
読んでいる自分も含め、良くも悪くもかなりの割合でこういった人たちが存在しているのだと実感できます。
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7 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By tabopapa トップ1000レビュアー
形式:文庫
道路公団の民営化に至る経緯が詳細に論じられ、如何に構造改革が難しいものであるかを実感させられる。この様な経緯を経て作られた民営化・債務返済スキームが、民主党の選挙向けの無料化政策で台無しになる可能性があるのが非常に危惧される。
是非本書を幅広い層の方に読んで頂き、構造改革はこの様な根性のある且つ時間のかかる努力を経て初めて実現できる事を理解してほしい。単なる選挙向け、政治ショウ化した事業仕分での短時間での議論などでは全く歯が立たない。
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