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道草 (新潮文庫)
 
 

道草 (新潮文庫) [文庫]

夏目 漱石
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (16件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

エゴイズムの矛盾、そして因習的な【家】の秩序の圧迫のなかで自我にめざめなければならなかった近代日本の知識人の課題を、一組の夫婦生活を中心に展開。自伝的色彩の濃い作品。(丸谷才一/荒 正人)
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

海外留学から帰って大学の教師になった健三は、長い時間をかけて完成する目的で一大著作に取りかかっている。その彼の前に、十五、六年前に縁が切れたはずの養父島田が現われ、金をせびる。養父ばかりか、姉や兄、事業に失敗した妻お住の父までが、健三にまつわりつき、金銭問題で悩ませる。その上、夫婦はお互いを理解できずに暮している毎日。近代知識人の苦悩を描く漱石の自伝的小説。

登録情報

  • 文庫: 389ページ
  • 出版社: 新潮社; 改版 (1951/11)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4101010145
  • ISBN-13: 978-4101010144
  • 発売日: 1951/11
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (16件のカスタマーレビュー)
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By uirou VINE™ メンバー
形式:文庫
心理描写があまりにもリアルで、まるで自分の心の中を書かれているかのような気分になるところもありました。いまさら言うまでもありませんが漱石という人の並々ならぬ心理描写能力に空恐ろしくなります。人はこのようにお互い自らのことも思うに任せず、それでもなんとかやっていくのでしょう。もちろん、ここに書かれていることが漱石のすべてでもなく、またまったくの創作というのでもないと思います。すべての人が、一面では捉えきれないように。

私は漱石の人となりをほとんど知らないのですが、この小説を読んで「坊ちゃん」における漱石の自伝的側面は非常に小さいのではないかと思いました。松山にいたことは確かでしょうが、あのような「痛快」というような言葉で表わされるような人物ではなかったということを、自ら「道草」において告白しているのではないでしょうか。どちらかというと、過去の嫌な思い出を想像で補償しようとした無様な試みのように思えます。あまりにも卓越した文章能力のせいで、不幸にもその試みが成功してしまっているのですが...。
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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
最も好きなものかもしれない。
このような濃厚な家族関係,人間関係が
東京では消滅してしまったことと,
日本,その文化の衰退の軌を一にしていると
思われる。
このレビューは参考になりましたか?
10 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 古本屋A トップ1000レビュアー
形式:文庫
完結した著作としては漱石最後のもの。この後に「明暗」が来るが絶筆だからだ。自伝的小説といわれ、また、作風は一読して明らかなように、自然主義(花袋、藤村etc.)などにやや近い。色んな形態の小説を書いた漱石だが、当時の流行というかスタンダードみたいな書き方もやってみたのか。そういう意味では「漱石らしくない」。評価も分かれているようだが、自分の読後感としては、漱石のbest3には入ると思う。話は、主人公健三(漱石)が親族らに絶えずたかられる不愉快な生活を描いている。養父の島田やその女房らの不愉快感は格別。細君との冷え込んだ生活。舅との確執。それぞれとの感情の交錯、印象などが見事に描かれ、読者は我がことのように不愉快な感じを体現する。と同時に「世間」の一面が描かれる。それは見事だが、一方今日の感覚からすると、夫婦関係は、健三に非があると思える。散々不愉快に思っておきながら目の前の細君は健三の3番目の子供を孕んでいる。その辺りの感情的なことは何にも触れられていない。愚図で踏ん切りがつかず、理屈屋の割りに直ぐ相手の理不尽なレールに乗ってしまう脇の甘さ。その甘さを自覚してムキになる無骨。妙な自尊心だけ高い。だがそんなしょうも無い健三を描く漱石は、そのしょうもない自身の側面も知りつつ照らし出そうと懸命だ。有能で誠実で鈍臭い作家の風合いを感じてしまって、健三には舌打ちしても結局、漱石(健三)に親しみが増してしまう。終盤で実父に幼少期にとんでもない扱いを受けていることが急に描かれる辺りは、ちょっと唐突で、もっと作品の前提として手前で書いておくべきことではないかと、首を傾げる。だが、最後の終わり方はなかなか見事で、作品全体の姿としては、素晴らしい締めくくりだと思う。小説の締めくくりほど難しいものは無いのに。
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His answers were rote, of course.
NHKのテレビ番組でJブンガクというものがあります。
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投稿日: 20か月前 投稿者: kaizen
夏目の本質
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投稿日: 2009/8/26 投稿者: 内角
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投稿日: 2009/3/2 投稿者: JOMONJIN
世の奥さんに読んで欲しい
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投稿日: 2005/4/25 投稿者: 275
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投稿日: 2005/2/17 投稿者: 西岡昌紀
孤独感に共感
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投稿日: 2004/10/16 投稿者: 孤高のさぼてん
創作活動と家族の問題の間で葛藤する
ä¨- ̄±3ä"§±333... 続きを読む
投稿日: 2003/7/1 投稿者: bluepasta
エゴ
±3"èaä-ä2è ̄... 続きを読む
投稿日: 2003/6/19 投稿者: yikezawa
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