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恐らく、ニーチェで最も有名な本といえば『ツァラトゥストラ』になるんだろうと思います。しかし、友人たちにその感想を聞くと反応は二様に分かれると思います。
1.「読みきったがわからなかった」
2.「読みきらずに挫折した」
何を隠そう僕自身も、これと同様の感想です。
しかし、この本は「何となくわかった気」になって、「最後まで」読み進めることが出来ました。特に第1章は好きです。道徳の起源について「よいと悪い」について、論ぜられています。ユダヤ教の成立過程など、印象的な議論が読後かなりの時間がたっても忘れられません。「弱者」がどのようにして「宗教」を造るかが「よくわかった気に」なりました。
「神は死んだ」という命題とともに開始される『ツァラトゥストラ』を読むにあたって、ニーチェは宗教について何を考えたか、何が「神」を殺したのか、『道徳の系譜』においてはよりわかりやすく議論されていると思います。
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