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道州制 (ちくま新書)
 
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道州制 (ちくま新書) [新書]

佐々木 信夫
5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 798 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

中央集権国家としての日本はすでに破綻に瀕している。疲弊した制度は、もはや小手先の改革ではどうにもならない。いまこそ、新しい地方分権の在り方を構想することが必要である。「道州制」を考えることは、この国のかたちを考えることなのだ。東京をはじめとした大都市をどうするか。また、道州制にふさわしいガバナンスとは何か。地方分権の理念を分かりやすく説きながら、諸外国との比較、様々なデータを参照しつつ、この国の将来を考える。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

佐々木 信夫
1948年生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科修了、法学博士(慶應義塾大学)。東京都庁勤務を経て、89年聖学院大学教授、94年中央大学教授。米カリフォルニア大学(UCLA)客員研究員、2001年から中央大学大学院経済学研究科教授。専門は行政学、地方自治論。日本自治創造学会会長、慶應義塾大学講師、日本学術会議連携会員など兼任。テレビ解説、講演、執筆活動も精力的に展開。日本都市学会賞、NHK地域放送文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 新書: 236ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (2010/11/10)
  • ISBN-10: 4480065709
  • ISBN-13: 978-4480065704
  • 発売日: 2010/11/10
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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By 西山達弘 トップ500レビュアー
今、この国は未曾有の負債を抱え、国家予算もその半分以上が国債によって賄う異常事態になっている。
国民の間では、消費税を含めた大幅な増税もやむなしという雰囲気が一般的になりつつある。
本書ではこれを、行政機構のスリム化によって支出を削減しようという提言をしている。
道州制に関する多様な議論について、よく整理され、著者のイメージする道州制も提示されており、具体的な姿が見えてくる。
財政力ごとの地域の負担方法も、域内生産力に応じた国費分担金システムなどよく練られている。

特に、最終章で披露されるフランスやスウェーデン、デンマーク、イギリスなどのここ最近の世界の自治制度の変革には衝撃を受けた。
これらの世界の動きに対して、この国のなんと緩慢なことかと愕然とする。
立ち止まってしまったように見えるこの国の道州制論議へ、大きな一石を投じてくれる本である。

すでに東北3県では、合併に向けた広域連携の動きが見られるという。
また、首都圏での排ガス規制に向けた共同歩調もこの動きの一環であるともいう。

あえて批判的にいえば、公務員の大幅削減による余剰人員は、いったいどうするのであろうか。
本当に道州制だけで、この膨大な負債を精算できるのか。
著者の主張は理想論すぎるような気もするが、描く方向性は間違ってはいない。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 大森 義範 トップ500レビュアー
地方分権とか道州制とか最近よく耳にするけど
実際、具体的には何が問題で何を目指すの?
という疑問に答える本。

江口克彦氏が書かれた
地域主権型道州制―日本の新しい「国のかたち」
とあわせて読むとより道州制推進派のロジック
に関する理解が深まるだろう。
同じ推進立場から書かれたものなので同様の内容も多いが、
自治の形態に関しては米国・イギリス・ドイツ・フランス・韓国
などの諸外国のシステムにも言及しつつ、
東京都や大阪・名古屋・横浜などの大都市を
道州制ではどう扱えば良いかの選択肢に関して検討している。

国・都道府県と地方自治体のというヒエラルキー
の中で無駄な二重行政をなくし、高コスト体質を
低コストかつフットワークを軽くするための手段として
道州制の導入すること及び地域の実情にあった多様な
自治の形態を地域が考えて導入することを主張されている。

明治以来続いている制度疲労をきたしている中央集権体制
から地域が自分で考えて、なおかつそれが実現できるシステム
に変わるというのは魅力的なことだと思う。
ただ、それは市政に対する自分たちの判断において
より重い責任が発生することでもある。
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By Kana
道州制に関するさまざまな選択肢がしめされている. 橋下大阪市長の大阪都構想も道州制への道程だといわれているが,「都制」 以外に 「特別市」,「大都市に関する特例」 という選択肢もあるという. 大崎市長選を機に道州制についてかんがえてみてもよいのではないかとおもった.
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