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道具屋殺人事件 (神田紅梅亭寄席物帳) (創元推理文庫)
 
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道具屋殺人事件 (神田紅梅亭寄席物帳) (創元推理文庫) [文庫]

愛川 晶
5つ星のうち 3.2  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

後輩の高座の最中に血染めのナイフが壇上で見つかり、大騒動になったことについて師匠に相談したところ……。落語を演じて謎を解く! 表題作を含む3編収録の本格落語ミステリ。

内容(「BOOK」データベースより)

亮子の夫は落語家・寿笑亭福の助。彼と出会うまで落語と縁のなかった亮子も、最近では噺家の女房らしくなってきた。師匠の山桜亭馬春が脳血栓で倒れてしまって以来、寿笑亭福遊に師事している福の助だが、前座の口演の最中に血染めのナイフが高座で見つかり、大騒動になったことを馬春に相談したところ…。落語を演じて謎を解く!珠玉の三編収録の本格落語ミステリ集第一弾。

登録情報

  • 文庫: 380ページ
  • 出版社: 東京創元社 (2010/7/22)
  • ISBN-10: 448841012X
  • ISBN-13: 978-4488410124
  • 発売日: 2010/7/22
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.2  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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形式:文庫
落語の世界を舞台にした短篇連作集である。愛川作品は初読。

これまでにも落語に絡めた国内ミステリはいろいろある。有名な北村薫の円紫さんシリーズとか、田中啓文の梅寿シリーズとか。本作がこれらと異なるのは、寄席で演じられる噺、すなわち落語の芸そのものの描写に注力している点であろう。(例えば、円紫さんが落語を演っている描写はあまり記憶になかったりする。)

語り手というか狂言回し役の、噺家の奥さんの設定が絶妙で、落語に詳しくない読者(私のことだ)であっても一応話がわかるようになっているのも特徴か。たぶん、落語好きな人が読むとさらに楽しめるのかもしれない。こまごました落語界の描写が続くところもあるが、意外な伏線として効いてくる部分もあり、なかなか凝った構成とも言える。

あとがきにもあるが、これを読んで一度本物の落語を聞いてみようと思う読者は現れそうである。当方、勤務先のイベントで噺家さんに来ていただいて「時そば」を聞いたことがあるくらいの経験値だが、確かにこれは、ちょっと寄席にでも足を運んでみたくなるつくりではある。
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符丁の世界 2012/2/28
By 志村真幸 トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
 2007年に原書房から出た単行本の文庫化。
 「神田紅梅亭」シリーズの第1弾。
 「道具屋殺人事件」「らくだのサゲ」「勘定板の亀吉」の3本を収める短編集。
 落語界を舞台としたミステリで、「黄金餅」、「らくだ」、「壺算」などの落語がテーマとなって謎が展開していく。トリックもよくできていて、しかもきちんと落語に結びついている。落語好きもミステリ好きも満足できる一冊だろう。
 全体として、符丁や専門用語を使いすぎる傾向があり、読んでいてうるさい。
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2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
落語ミステリ「紅梅亭シリーズ」の第一作
短編3編を収録

ものすごい良作に出会えて嬉しかった

兎に角、詰め込まれているネタの数が多いのに、
せかせかした雰囲気もなく、楽しく読めた

本格ミステリとしても、しっかりと作り込まれているいるが、
落語関連のネタの方が比重は多いかな

もちろん、その落語関連のネタの多くはミステリと密接に関わっているしている

私は落語に関しては素人ですが、
主人公の落語家の奥様が、夫に出会うまでは落語のずぶ素人だった
というキャラなので、彼女がクッション役になっており
業界ネタもわかりやすく説明されている

落語に関しては
話の枠が完成している古典落語をどのように演じるのか
というところに、特に力が込められているように感じた

また、それがミステリと良く絡んでいる
ミスリードに使われたり、謎の原因になっていたり、
もちろん解決の糸口にもなる

文庫版には
文庫版のあとがきと<strong>西上心太</strong>氏の解説に加え、
単行本のあとがきと<strong>鈴々舎わか馬</strong>氏の解説も再録されています

このような丁寧な作りにも、好感がもてます
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