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道三堀のさくら (角川文庫)
 
 

道三堀のさくら (角川文庫) [文庫]

山本 一力
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

道三堀から深川へ、水を届ける「水売り」の龍太郎には、蕎麦屋の娘おあきという許嫁がいた。日本橋の大店が蕎麦屋を出すと聞き、二人は美味い水造りのために力を合わせるが・・・。江戸の「志」を描く長編時代小説。

内容(「BOOK」データベースより)

道三堀から深川へ、暮らしに欠かせない飲み水を届ける水売りたちは、皆自分の仕事に誇りをもって働いている。そんな水売りの一人、龍太郎には、蕎麦屋の娘・おあきという許婚がいる。日本橋の大店が蕎麦屋を出すとの報せに、「美味い水」が必要だと思い知らされ、協力して美味い水造りを始めるが、いつしか二人の間に微妙な隙間風が吹き始めて…。人の気持ちに翻弄されつつも、せつなく凛々しい、江戸の「志」を描く長編時代小説。

登録情報

  • 文庫: 467ページ
  • 出版社: 角川グループパブリッシング (2008/12/25)
  • ISBN-10: 4043929013
  • ISBN-13: 978-4043929016
  • 発売日: 2008/12/25
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 38,376位 (本のベストセラーを見る)
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意外な結末 2006/1/29
形式:単行本
 江戸の深川を中心にした、今ではちょっと考えられない商売「水売り」の龍太郎が主人公。深川は井戸を掘っても塩水しか出てこない、さらに 大川を超えて水道が引けなかったと言うことで、生活に必要な飲み水を売る商売がこの「水売り」で、それを一生懸命に務めているのが龍太郎というお話です。任侠肌あり、大店の主人が出てきたり、蕎麦屋の家族との付き合いがあったり、ファンの方なら同じみの面々(前作までの登場人物)の名前も出てきます。

 さて この時代の、それぞれの人たちの生き様がふんだんに描かれていて楽しかったのですが・・。一力ファンとしては、ちょっと驚きの結末です。これから読まれる方に、あまり内容を暴露すると楽しみが無くなりますので、これ以上は「読んでのお楽しみ」としておきますが、ちょっと気分の滅入っている時には、後回しにした方が良いかもしれません。
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形式:文庫
江戸庶民の話を書かせれば、めったに外さない山本一力作品。本作にも「様子がいい」「江戸っ子気質」の登場人物がたくさん登場します。筆者の長編は「泣き笑い」のうちなんとなく将来に希望を抱かせる、プチハッピーエンド的に終わるものが多いのですが、この作品は、後半で恋愛がかなりクローズアップされ、なおかつそれが現代小説と変わらないような展開を見せるので、江戸風味が多少薄れてしまうような感じがあります。
とはいえ、「水売り」というノスタルジックな商売といつもながらに「いい男」の主人公と個性的な脇役に囲まれた山本ワールドは健在で、読んで損はない小説です。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
現代、蛇口をひねれば、家でも公園でも水を飲むことができ、うまい水はス-パ-やコンビニで手にはいる、しかし江戸時代の水は大変だった、売る方も買う方も、そんな話の中に、若者の純粋な恋物語がまざり、そして常連の江戸屋も登場と、最後は、一力節が冴え渡り、読み出したらたまらない作品です。
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