IBSに本格的に悩んで10年以上。旅行や映画に行けず試験も受けられないのが当たり前の生活です。
そんな私にとって本書の記述はもう、思い当たることばかりで、字が大きいこともあり、どんどん読めました。
まず、過敏性腸症候群とはどんなものなのかが詳しく解説されています。どんな症状で、脳や腸がどうなるのかが詳細に書いてあります。
続いて、病院に行くとどういう診察や検査をするのかが紹介してあります。
それから、治療について述べられます。病院でどういう人にどういうクスリを処方するのかが書いてあります。
加えて、心理療法も紹介され、次の章では物の見方、リラックス・気分転換法(自律訓練法、入浴、運動、音楽や趣味などなど)をたくさん紹介。
次の章では食生活のアドバイスやおすすめのメニューなどが書いてあります。
最後に、いろいろな患者さんのケース(症状と治療例)が出ています。
IBSのメカニズムから、病院での治療の詳細、自分で出来るいろいろなリラックス法など、広範な情報を網羅。
文字が大きくイラストや表も多くとてもわかりやすいです。また、非常に患者のことを理解して書かれているなと感じます。
他の人から(一部の医師も含めて!)いまいち理解してもらえないIBSなのに、独特の苦しみをすごくよくわかっている文章です。
読んでラクになるわけではないけれど、いろいろな指針が得られるでしょう。