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過去は死なない―メディア・記憶・歴史
 
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過去は死なない―メディア・記憶・歴史 [単行本]

テッサ モーリス‐スズキ , Tessa Morris‐Suzuki , 田代 泰子
5つ星のうち 3.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

かつてない規模で社会生活に介入している歴史の亡霊と取り組むために、グローバルな社会を生きる新たな倫理のために、「歴史への真摯さ」を提言する。

内容(「MARC」データベースより)

私たちの過去についての新しいメディアの登場でヴィジョンがどう変わったのか。19世紀の歴史小説からインターネットまで、私たちの過去のイメージを植え付けてきた諸メディアの文法を解読し「歴史への真摯さ」を提唱する。

登録情報

  • 単行本: 321ページ
  • 出版社: 岩波書店 (2004/8/26)
  • ISBN-10: 4000224417
  • ISBN-13: 978-4000224413
  • 発売日: 2004/8/26
  • 商品の寸法: 19 x 13.4 x 2.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 446,970位 (本のベストセラーを見る)
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57 人中、47人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
歴史とは物語である。しかし、それは誰が誰に向けてどのように語るものであり、さらには、ある出来事とその記憶が歴史化されてゆく過程において、人々はそれをどのように共有し受け継いでいくのか。

著者は、こうしたプロセスにおける歴史の力学を重視し、その連累に「“歴史への真摯さ(historical truefulness)”が、すなわち、過去の出来事と人びととのあいだに開かれた、発展的な関係が必要」だと主張する。本書では豊富な事例をもとに、小説、写真、映画、漫画、インターネット上のウェブサイトやCD-ROM、博物館等といった広義のメディアを通じて流通/媒介し再生産される歴史の語り(ナラティヴ)に焦点を当てながら、人々の経験が構造化され「歴史化」する過程を読み解いている。

ここには、ナチス・ドイツのユダヤ人絶滅政策と絶滅収容所のガス室の有無を巡って繰り広げられた歴史修正主義論争や、その粗雑な再生産とも言うべき日本での「歴史教科書」論争でも見られたような、証明困難な歴史的事実の真偽を掛金に単一のナラティヴの正統性を争う不毛さに対する、極めて批評的な態度が貫かれている。
過去の出来事についての唯一完璧な「正しさ」や「真実」を語ることの不可能を限界として認めながらも、未来へと向けてそうした出来事への交渉可能性をつねに開き、継続的な対話を通じて私たちの現在と過去との関係を問い続けることこそがここでは問われているためだ(したがって、同時にそれは無責任な単なる相対主義ではあり得ない)。

本書は、過去の出来事と現在の私たちとの関係を見直し、人一人がそれぞれ主体的に新たな歴史へと参加する手懸かりを考えるための一助として非常に有益な一冊と言えるだろう。
また、メディア・スタディーズに関心のある興味のある読者にも、マリタ・スターケンの『アメリカという記憶』(邦訳:未來社、2004年刊)とともに薦めたい。

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12 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
歴史の真摯さ 2006/8/29
By 崩氏
形式:単行本
historical truthfulnessという問題提起はそれこそ真摯に受け止めたい。
ただし、ある歴史が真摯でないと言えてしまう立場はどこに求めるものなのか、今ひとつテッサの思考が一貫しているとは思えないのが不満。
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16 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
注意 2011/5/11
形式:単行本
中立・学術的な風を装っているが、その実、朝鮮・中国寄りの左翼的、反日的な意見がほとんどです。

なにせ、いきなり冒頭から韓国の歴史記念館へ在日朝鮮人の学生を連れていく所から始まります。

あとはお定まりの小林よしのりや「つくる会」批判、いわゆる南京大虐殺とナチスによるホロコーストを単純に比較対象にした論述……など。

それらを抜きにしても実に退屈である。

アメリカ現代史の講義で(!)指定されたからやむを得ず購入したがこんな内容なら3500円も出して買うべきではなかった。後悔している。
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