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最も参考になったカスタマーレビュー
57 人中、47人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
“歴史への真摯さ”を問う,
By Omni-Trax (東京都渋谷区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 過去は死なない―メディア・記憶・歴史 (単行本)
歴史とは物語である。しかし、それは誰が誰に向けてどのように語るものであり、さらには、ある出来事とその記憶が歴史化されてゆく過程において、人々はそれをどのように共有し受け継いでいくのか。著者は、こうしたプロセスにおける歴史の力学を重視し、その連累に「“歴史への真摯さ(historical truefulness)”が、すなわち、過去の出来事と人びととのあいだに開かれた、発展的な関係が必要」だと主張する。本書では豊富な事例をもとに、小説、写真、映画、漫画、インターネット上のウェブサイトやCD-ROM、博物館等といった広義のメディアを通じて流通/媒介し再生産される歴史の語り(ナラティヴ)に焦点を当てながら、人々の経験が構造化され「歴史化」する過程を読み解いている。 ここには、ナチス・ドイツのユダヤ人絶滅政策と絶滅収容所のガス室の有無を巡って繰り広げられた歴史修正主義論争や、その粗雑な再生産とも言うべき日本での「歴史教科書」論争でも見られたような、証明困難な歴史的事実の真偽を掛金に単一のナラティヴの正統性を争う不毛さに対する、極めて批評的な態度が貫かれている。 本書は、過去の出来事と現在の私たちとの関係を見直し、人一人がそれぞれ主体的に新たな歴史へと参加する手懸かりを考えるための一助として非常に有益な一冊と言えるだろう。
11 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
歴史の真摯さ,
By 崩氏 - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 過去は死なない―メディア・記憶・歴史 (単行本)
historical truthfulnessという問題提起はそれこそ真摯に受け止めたい。ただし、ある歴史が真摯でないと言えてしまう立場はどこに求めるものなのか、今ひとつテッサの思考が一貫しているとは思えないのが不満。
14 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0
注意,
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レビュー対象商品: 過去は死なない―メディア・記憶・歴史 (単行本)
中立・学術的な風を装っているが、その実、朝鮮・中国寄りの左翼的、反日的な意見がほとんどです。なにせ、いきなり冒頭から韓国の歴史記念館へ在日朝鮮人の学生を連れていく所から始まります。 あとはお定まりの小林よしのりや「つくる会」批判、いわゆる南京大虐殺とナチスによるホロコーストを単純に比較対象にした論述……など。 それらを抜きにしても実に退屈である。 アメリカ現代史の講義で(!)指定されたからやむを得ず購入したがこんな内容なら3500円も出して買うべきではなかった。後悔している。
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