あまりノウハウ本は読まないようにしているが、本書の内容が衝撃的で「内幕
公開」的なものだったため、思わず購入してしまった。
金融機関別に「返さないとどうなるか?」といった実施前と実施後の実態が明らかに
なっているほか「受けている融資を返さなくても遅延損害金がかかることはまずない!」など
あまりに男らしい言い切り方をされているのを見ると、「これを金融機関が読んだら・・・」
と不安もよぎる。
貸しはがしなど、資金繰りを気にする会社にとって、銀行の判断基準がわからないということは
何よりも恐ろしいことであり、その実態を暴露した内容はその状態にある会社の経営者
にとってはまさに「神の声」に聞こえるだろう。
ただし、本書の内容はあくまで「現時点」での「一般的」な内容であることに気をつける
必要があり、前述のように本書を受けて銀行のルールが変わらないかという一抹の不安もよぎる。
また、未上場の中小企業だけでなく、新興市場上場などの上場中小中堅会社の対応などの実態と
対策についても知りたいと思った。
上場会社は小さくても、下請法などの保護がなく、銀行の優先順位も低いため、もしかすると
もっとも悪影響を受けやすいのでは・・・