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過ぐる川、烟る橋 (新潮文庫)
 
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過ぐる川、烟る橋 (新潮文庫) (文庫)

鷺沢 萠 (著)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

「なしてこげんことになったっちゃろうか」

青春の記憶を手繰り、夜の博多に漂うふたりの男、ひとりの女――。  1970年代、東京。貧しくとも、ささやかな夢を分け合う二人の男がいた。九州から単身上京、中華料理店で働く篤志。身体がデカいのが悩みの彼は、店の先輩・勇のすすめでプロレスの世界に足を踏み入れる。運を掴む篤志と、見放される勇、その間で揺れるユキ。時を経て再会した三人は、何を得、何を失ったのか――? 青春の記憶を手繰り、夜の博多に漂うノスタルジック・ラブストーリー。



内容(「BOOK」データベースより)

1970年代、東京。貧しくとも、ささやかな夢を分け合う二人の男がいた。九州から単身上京、中華料理店で働く篤志。身体がデカいのが悩みの彼は、店の先輩・勇のすすめでプロレスの世界に足を踏み入れる。運を掴む篤志と、見放される勇、その間で揺れるユキ。時を経て再会した三人は、何を得、何を失ったのか―?青春の記憶を手繰り、夜の博多に漂うノスタルジック・ラブストーリー。

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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 巧い、素晴らしい。, 2004/3/8
By Konza (東京都世田谷区) - レビューをすべて見る
このレビューの引用元: 過ぐる川、烟る橋 (単行本)
現在と過去が交互に進行する形のストーリー。現在の方は、本の最初から終わりまでで、わずか数時間進むだけなのに対し、過去の方は、20年以上の時を急速に駆け抜けて、本の最後で見事に現在とシンクロする。すべての謎が最後に解ける瞬間は快感そのものだった。しかも、途中、少しの中だるみもなく、読み手を引っ張ってくれた。内容はもちろん楽しめましたが、著者の「技」にも感慨を覚えました。
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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 またしてもやられた!!, 2000/11/21
By カスタマー
このレビューの引用元: 過ぐる川、烟る橋 (単行本)
どうして鷺沢さんはこんなに人を切なくさせるのがうまいんでしょうか?読み終えた後しばらく現実にもどれませんでした。
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2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 追悼, 2004/5/12
By アジアの息吹 - レビューをすべて見る
(TOP 100 REVIEWER)   
このレビューの引用元: 過ぐる川、烟る橋 (単行本)
現在の時制に過去の回想を織り込んで、
人生の屈託を憂いをもって語っていくという
作者後期のテクニックの真骨頂であろう。

社会的な成功の後にある、精神的な空しさを、
甘酸っぱい青春期に立ち返りながら
対比する形で浮き彫りにしていく語り口には、
胸が締めつけられる思いがする。

しかしその後の主人公に、新たに歩むべき場所はないのか?

再会した二人の背後には、何の時の重みも無かったのか?
安易と言われてしまうリスクを抱えたノスタルジアに
やはり出口の無い隘路を見てしまうのは私だけだろうか?

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