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過ぎ行く風はみどり色 (創元推理文庫)
 
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過ぎ行く風はみどり色 (創元推理文庫) [文庫]

倉知 淳
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

亡き妻に謝罪したい――引退した不動産業者・方城兵馬の願いを叶えるため、長男の直嗣が連れてきたのは霊媒だった。インチキを暴こうとする超常現象の研究者までが方城家を訪れ騒然とするなか、密室状況下で兵馬が撲殺される。霊媒は悪霊の仕業と主張、かくて行なわれた調伏のための降霊会で第二の惨劇が起こる。名探偵・猫丸先輩登場!

内容(「BOOK」データベースより)

亡き妻に謝罪したい―引退した不動産業者・方城兵馬の願いを叶えるため、長男の直嗣が連れてきたのは霊媒だった。インチキを暴こうとする超常現象の研究者までが方城家を訪れ騒然とする中、密室状況下で兵馬が撲殺される。霊媒は悪霊の仕業と主張、かくて行なわれた調伏のための降霊会で第二の惨劇が勃発する。名探偵・猫丸先輩が全ての謎を解き明かす、本格探偵小説の雄編。

登録情報

  • 文庫: 587ページ
  • 出版社: 東京創元社 (2003/07)
  • ISBN-10: 4488421032
  • ISBN-13: 978-4488421038
  • 発売日: 2003/07
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 288,485位 (本のベストセラーを見る)
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カスタマーレビュー

最も参考になったカスタマーレビュー
10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By komomo
形式:文庫
庶民派名探偵、猫丸先輩シリーズの初長編が文庫になりました。
ミステリファンでも騙されるトリックと、倉知さん特有のミステリーなのにやさしい文体。
そしてなんといってもひょうひょうとした猫丸先輩の魅力的なこと!
ミステリー初心者の方にもオススメします。
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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
~金持ちの一族の偏屈な祖父、遺産、霊媒師、連続殺人、複数の視点人物など、
まさに本格のコードづくしでありながら、
文章もさらっとしていてしつこさもくどさもない、読みやすいミステリーです。

なぜに成一とその従妹の佐枝子の視点の2つがあるのか、
という部分は新本格ファンならいろいろ勘ぐってしまうところですが、
そう来たか…と良い意味で~~裏切られるラストになっています。

割と大きな仕掛けですが、伏線もちゃんとありますし、
丹誠に仕上げられているので“アンフェア”感はなく、気持ち良く騙されました。~

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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By pfs7 殿堂入りレビュアー
形式:単行本
デビュー短編集『日曜の夜は出たくない』で、いつもしゃしゃり出て?きては、飄々と、かつ鮮やかに謎解きをしてみせた”猫丸先輩”の初長編。あいも変わらず、猫のようにまん丸の目を輝かせ、猫のように身軽に猫のように勝手に?謎を解き、猫のように去っていく・・・

前作同様にさわやかでいて面白く、推理小説としてもよくできており、読み応え十分の長編だった。不可能犯罪の連発という贅沢な物語の中に、どこか救いのあるテイストはこの著者の持ち味らしく、重くならずに楽しめた。トリックも、ものすごく新しいとか鮮やかとはいう言葉は当たらないにしていても、よく考え抜かれていて自然にはまっている。

今回も先輩は、一旦頼まれるや当の後輩も辟易するほど張り切りまくり。後輩の祖父が密室そ!れ!!も周囲に足跡もない離れで殺され、続いて、彼の霊を呼び出そうとしていた霊媒師も、降霊会の最中に殺される。といっても、猫丸先輩は、冒頭で強烈にいつものごとく後輩に毒舌をふるって以後は、最後の謎解きまでは電話や短い会合でしか登場しない。じらされて一気に読んでしまう。
本当のところ猫丸先輩は何を考えて生きているのやら、周囲の人間にもまるでわからない。自分自身の中にも誰も入り込ませない・・・
結局のところ、一貫しない趣味にアルバイト、何にでも首を突っ込む好奇心、怖ろしいまでのアクの強さ・・・猫丸先輩という人は、誰よりも自分自身という人間を、とてつもなく面白がっているのかもしれない。

続く短編集も、大変に面白い。おすすめ。

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