筆者の西村公朝さん(1915〜2003)は東京藝術大学教授をされていた彫刻家です。
運慶との出会い、
仏像修復作業中に、仏像から剥落した金箔を集めて宝珠を作ったのをきっかけに得度された話、
など興味深いプロフィールも交え、とても読みやすく深い内容です。
仏像のみかたにしても、形を見る目など、彫刻家ならではの視点が生き生きとしていて、
展覧会を見に行くときにも、ずいぶん参考になるだろうと思います。
私は運慶展から帰って読んだので、もう一度行きたいくらいです。
ほかにも数冊購入しましたが、薄さと内容の濃さからいうと、これがマイベストでした。