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運命を分けたザイル2 [DVD]
 
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運命を分けたザイル2 [DVD]

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登録情報

  • 出演: ロジェ・シャーリ, シモン・アンターマッテン, アンドレアス・アベグレン, シリル・ベルト, ジョー・シンプソン
  • 監督: ルイーズ・オズモンド
  • 製作者: ルイーズ・オズモンド
  • 形式: Color, Dolby, Widescreen
  • 言語 英語, 日本語
  • 字幕: 日本語
  • リージョンコード: リージョン2 (このDVDは、他の国では再生できない可能性があります。詳細についてはこちらをご覧ください DVDの仕様。)
  • 画面サイズ: 1.78:1
  • ディスク枚数: 1
  • 販売元: ポニーキャニオン
  • DVD発売日: 2010/05/07
  • 時間: 74 分
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • ASIN: B0034ICMGK
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: DVD - 29,373位 (DVDのベストセラーを見る)
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商品の説明

内容(「キネマ旬報社」データベースより)

アンデス山脈で遭難した登山家たちの実話を映画化した『運命を分けたザイル』の続編。事故後6度の手術を繰り返し、厳しいリハビリを続け奇跡の復活を果たしたジョーは、登山家たちから「妄執の塊」と呼ばれるスイスのアイガー北壁に挑む。

内容(「Oricon」データベースより)

アンデス山脈、高度6,400mで遭難した登山家たちの極限状況をリアルに描いた第1弾の感動と迫力が再び帰ってきた!ジョー・シンプソンは事故後6度の手術を繰り返し復活、日が当たることのないスイスアイガー北壁へ挑む。世界中を興奮と感動で震わせたもうひとつの真実の物語。

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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
「運命を分けたザイル」の続編のように思えますが、そうではありません。
前作は思わぬヒットを飛ばしたので、それを商業的に活用しようという目的かと当初思いましたが、そんな邪推も吹き飛ばす、これまた素晴らしい一本ですね。

映画自体は、世界最難関のひとつに数えられる「アイガー北壁」に挑み、命を落とした4人組の登山家の事故(1936年)をドキュメンタリー形式に仕立て、再現ドラマを織りまぜて見せるもの。
正確に言うと映画として作られたというよりは英国「チャンネル4」用に作られた番組だそうですね。
冒頭部分ではかなりドキュメンタリー色が強く、前作の印象が強かったぼくとしては、ややガッカリ気味だったのですが、後半から前作を凌ぐ壮絶な映像に引き込まれてしまいます。

ストーリーとしては、「運命を分けたザイル」の”下の人”、ジョー氏がやはり語り手となり進んでゆきますが、1936年の事故現場とルートを自ら辿り、その事故の内容を解説しながらも、それを再現した映像とが交互に映し出される、という形で進行。

当時-現在というように、映像が切り替わるごとに、いかに昔の登山における装備は現代に比べ貧弱であったか、そしてそれらを知恵と勇気でカバーした彼らはどんなに勇敢であったか、がわかる仕組みになっています。
また、登山特有の用語や装備については、素人向けにジョー氏が解説してくれますので、非常にわかりやすく、余計なことを考えずに映画に集中できる内容となっています。

ジョー氏は自身のアンデスの事故から生還した後、6回の手術を繰り返し、長い闘病生活を経て、「歩くのも困難になるだろう」と医師に宣言された脚を回復させ、今でも登山を繰り返しているわけですが、自身の体験や、想いを率直に語り、1936年の彼らの事故や、それぞれの行動についての見解も解説してくれ、登山家の心境についても理解が及ぶように配慮されていますね。

物語の焦点としては、自分と同じく「宙吊り」になりながらも一夜を過ごし、片手を凍傷で失いながらも5時間かかて残る片手と口で、長さの足りないザイルを分解して再びより合わせて降下用のザイルを作るという、不屈の精神を持ったトニー・クルツに当てられます。

「運命を分けたザイル」が、”いかにして生還したか”を語られていたのに対し、「運命を分けたザイル2」では、トニー・クルツが”いかに死んでいったか”が語られているという大きな違いはあるものの、生に対する執着と人間の可能性、もう一方では一瞬で命を落としてしまうという脆さについては、前作以上に衝撃的な描かれ方をしていますね。

「ザイルの結び目が(大きくて)カラビナを通らない」という些細な理由のためにわずか数メートルの距離を降りることが出来ず、幾多の困難を乗り越えてきた強者が、為す術もなく、近くにいながらも届かない救助隊の頭上で、「おれはもうダメだ」という言葉を残し絶命した瞬間。
希望が絶望にと変わってゆく瞬間。
常に生と死は隣り合わせであるということ。

あたりまえのことだけれど、何かがぼくらの身の上に降りかかるまではそれを認識すらしない、絶対的な事実が描かれている作品であります。
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10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 100名山 VINE™ メンバー
本来は「死のクレバス」の著者で「運命を分けたザイル」のモデルであるシンプソン氏が、完全復帰を証明するためにアイガー北壁に挑戦する記録映画が主だったと思われます。(本人が登場して現地で語ります。)
そしてヒトラー政権下でプロパカンダとして利用されたドイツ・オーストリア隊の悲劇を自らの体験に重ねて語る手法が取られます。(役者による再現映像)
公開されたばかりの「アイガー北壁」に見られる脚色はなく、ある意味リアルです。
そしてアイガー北壁の特殊な環境が非常に分り易く映し出されます。
麓のホテルから望遠鏡で死の瞬間まで見渡せること。アイガーを貫く山岳鉄道の山中駅で北壁に扉一枚で躍り出ることが出来ること。
「アイガーサンクション」も途中の窓からの登攀でした。
シンプソン氏に大きな影響を与えた「白い蜘蛛」を読めば一層リアルに伝わるのでしょうが、「死のクレバス」「運命を分けたザイル」「アイガー北壁」と順を追ってみていたので、だいたいつまらない二番煎じ物であるはずの本作も恐怖を以て観れました。
ただ、山屋じゃない人には受け入れられるか心配です。
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前作の”運命を分けたザイル”のジョーシンプソンが、クルツのアイガー北壁に挑戦を解説すると共に
彼に影響を受けた自分を見つめなおし、また彼と自分自身を重ねていく。

「山で人が死ぬのは昔から知っていた」
という言葉からこの映画は始まり、そしてこの言葉で物語りは閉じる。

命を賭けた山への挑戦が論理で説明できないとすれば、それは、人間の存在なり、言葉を超えたものなのかもしれない。
山がそれを与えるのか、あるいは、過酷な状況が彼らにそれを強いるのか、私は知らない。

随分前に、「運命を分けたザイル」を見たのだけれど、その時「人間の土地」というサンテグジュペリの本と同じものを
感じた。
存在の本質がもし変化の中の変わらない部分であるとすれば、そして、こうした、砂漠の真ん中に置かれた人間や、山に挑戦し
困難の中で見られるものが、人間の本質であるとすれば、それは、すごく高貴なもののように思う。
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