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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
米国大統領暗殺未遂事件に隠された謎,
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レビュー対象商品: 運命の書 下 (角川文庫) (文庫)
本国アメリカで、’06年9月に刊行されるや、いきなり≪ニューヨーク・タイムズ≫紙や≪パブリッシャー・ウィークリー≫誌のベストセラーリストの1位に躍り出たというミステリー。米国大統領暗殺を狙った弾丸に撃たれたひとりの次席補佐官。しかし、8年後、死んだはずのその男を目撃した若き下級補佐官の‘ぼく’ことウェスは、調査を独自に開始する。その死は偽装されたものだったのか。だとしたら誰が何のために・・・。当の事件で流れ弾に当たって顔の半分と心に傷痕をのこしたウェスは、友人の弁護士ロゴや元同僚のドレイドル、そしてゴシップ欄を担当する女性新聞記者リズベスとともに、クロスワード・パズルに隠された秘密の暗号などの手がかりを追い、自らの人生を一変させてしまった事件の真相に迫ってゆく。 何者かに盗聴器を仕掛けられたり、FBIの捜査官が執拗に追ってきたり、精神病院に収容されていた狙撃犯が脱走してひたひたと迫ってきたり、大統領をめぐって不穏な取引を謀る“ザ・スリー”とか“ザ・ローマン”といった存在が明らかになったりとか謎が謎を呼んで事態は錯綜する。事件の背景にはほんとうに秘密結社フリーメイソンの陰謀がひそんでいるのか。 ストーリーは、短い章立てで、ウェスによる一人称叙述と、三人称叙述の章が交互に配され複数の登場人物の動きを同時進行で追っていく。この手法は、上巻はさほどではなかったが、下巻に至って謎の解明が進行してゆき、意表をつく人物が関係する怒涛のクライマックスに向かっては実に効果的で、さながらノンストップ・サスペンスの様相を展開する。 本書は、ダン・ブラウンを関連付ける宣伝がなされたが、フリーメイソンとそれに関る薀蓄は、残念ながらさほど表面に出てこない。また、単行本発行からわずか1年と少しで、この時期に表紙もそれらしく変えて文庫化されたのも、ダン・ブラウンの『ロスト・シンボル』に便乗してのことと思われる。それでも本書がページ・ターナー・エンターテインメントであることに変わりはない。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
普通の話,
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レビュー対象商品: 運命の書〈下〉 (単行本)
本書はフリーメイソンとのつながりを打ち出してはいるが、フリーメイソンに食いついて、その歴史の謎に迫ることも無く、ノンストップでサスペンス・スリラーとしての役割を終えてしまった。ので、「ダ・ヴィンチ・コード」もどきを期待していた私は肩透かしを食らってしまった。私のように本書に期待をしている人は読まなくてもよい一冊である。ただしミステリーとして読むなら、それはそれで一つの選択であろう。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
米国大統領暗殺未遂事件に隠された謎,
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レビュー対象商品: 運命の書〈下〉 (単行本)
本国アメリカで、’06年9月に刊行されるや、いきなり≪ニューヨーク・タイムズ≫紙や≪パブリッシャー・ウィークリー≫誌のベストセラーリストの1位に躍り出たというミステリー。米国大統領暗殺を狙った弾丸に撃たれたひとりの次席補佐官。しかし、8年後、死んだはずのその男を目撃した若き下級補佐官の‘ぼく’ことウェスは、調査を独自に開始する。その死は偽装されたものだったのか。だとしたら誰が何のために・・・。当の事件で流れ弾に当たって顔の半分と心に傷痕をのこしたウェスは、友人の弁護士ロゴや元同僚のドレイドル、そしてゴシップ欄を担当する女性新聞記者リズベスとともに、クロスワード・パズルに隠された秘密の暗号などの手がかりを追い、自らの人生を一変させてしまった事件の真相に迫ってゆく。 何者かに盗聴器を仕掛けられたり、FBIの捜査官が執拗に追ってきたり、精神病院に収容されていた狙撃犯が脱走してひたひたと迫ってきたり、大統領をめぐって不穏な取引を謀る“ザ・スリー”とか“ザ・ローマン”といった存在が明らかになったりとか謎が謎を呼んで事態は錯綜する。事件の背景にはほんとうに秘密結社フリーメイソンの陰謀がひそんでいるのか。 ストーリーは、短い章立てで、ウェスによる一人称叙述と、三人称叙述の章が交互に配され複数の登場人物の動きを同時進行で追っていく。この手法は、上巻はさほどではなかったが、下巻に至って謎の解明が進行してゆき、意表をつく人物が関係する怒涛のクライマックスに向かっては実に効果的で、さながらノンストップ・サスペンスの様相を展開する。 本書は、ダン・ブラウンを関連付ける宣伝がなされたが、フリーメイソンとそれに関る薀蓄は、残念ながらさほど表面に出てこない。それでも本書がページ・ターナー・エンターテインメントであることに変わりはない。
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