なんの予備知識もなく読みはじめ、
「げ、野球かよ・・・」
「ポルシェビキ〜?!」
「警官組合、ですか・・・」
と不得意なジャンルのエピソードのミルフィーユ状態に困惑しつつ、気づいたらコグリン一家の「男の物語」にひきこまれ、「アメリカの病歴」をまたひとつ勉強させられてしまった。
長いので読者に中だるみッぽい印象を与える部分もありますが、ぐいぐい読ませる、なんだろう、この筆力!?
緩急ある練れた文章で、思わず「うまい!」とうなった箇所も数知れず。
読者のハートをわしづかみにします。
その分野ではマイクル・コナリーなんかと同じくらい、ツボを心得ているというかなんというか。
もはや「あざとい」くらいかも(笑)。
コグリン家のクリスマスのシーンだけでも、読者のアドレナリン噴出まちがいなし!!
けれど、救いはあるんだか、ないんだか・・・
昨夜は、1,400人の警官のその後を考えてうなされました。
そして今・・・、アメリカよ、どこへ行く?