本書は大前研一の「遊び」に関する著作だから、平均的な所得層には参考にならないのでは?との心配は無用だ。個人的には同感できない部分もあるが(例えば同僚との飲みニケーションなんて全否定)、平均的なサラリーマン所得でも「考え方」やライフスタイルを変えれば別荘を持つこともできるよ、とか、土曜早朝の築地の寿司屋を訪問してご覧、等など、結構参考になる事が多く、読むと元気になれる。
ある雑誌で(クリントン前大統領もプレーした事がある)アイルランドの名門ゴルフコースと隣接するホテルを大前氏が紹介した記事を読んだ記憶があるが、この本にはこのような「お金がかかる」遊びは一切書かれていない。ちゃんと購買層を考えて纏められているあたり、やはり上手いというべきだろう。
なお、個人的な経験に基づけば、「デキる奴ほど良く遊ぶ」という方が正解だと思う。