結論から言いますと、タイトル、副題の「全員リーダーの時代」、そして、著者の
経歴(日本経済新聞社入社、日経産業新聞編集長、日経マグロウヒル社長・会長
を歴任)からの期待が高すぎたので、もの足りなく感じました。
具体的な内容としては、各説毎に、ビジョナリーカンパニー1、2(コリンズ他)、
経営学(小倉昌男)、わが友本田宗一郎(井深大)、日本の優秀企業の研究(新原
浩朗)、仕事の哲学(ドラッカー)など、著名な経営学書籍の数々50冊が引用され、
ながら21世紀の企業像が論じらていきれます。
内容の一つひとつは正論で賛同できるものの、私が特に強く期待した、筆者な
らではの提言が無い点と、本書を貫く筋のようなもの弱い点が、残念でした。 但し、
経営学書籍のオムニバスと捉えると、とても纏まった良書だと思います。