日本の食事情は、今や瞬く間に60%の資源を海外に依存するようになってきており、そういった中で、食の安全性には過敏に反応し事象に対して社会問題として捉えるようになってきました。
それだけ、危機せまるところがある反面、ファストフードを中心にアメリカナイズされた食品が好まれ、日本古来からの伝統的な野菜や魚、味噌などの発酵食品の食文化は敬遠気味になってきているのが実情です。
そのため、高脂血症などのメタボリックシンドロームが大きくクローズアップされるようになってきました。
本書は、日本の伝統的な食文化のよさを大切にし活力を取り戻すと共に、安心し安全で、健康的にこれからの日本を支えてくれ、大いに元気を発している食文化を応援してくれるものであり、つねに前向きに日本の食環境を考え直させてくれる頼もしいルポルタージュです。
まさしく日本全国を奔走し、食の生産から収穫、それらの様々な加工品、古来の食文化にリサイクルといったエコロジーと国民一人ひとりが現状を認識し理解すべく食の最前線を分かり易くレポートしてあり、食の問題意識を高めることができると思います。
その中には、次の世代に期待する希望の眼差しがあり、元気付ける活力がみなぎってくるものもたくさん掲載されており、それらの取材で人びとの笑顔がすごく光って輝いているのが印象的です。
日本の食のことですから、その現状を知り未来を共に考え直すために一読の価値があり、是非おススメします。