経済誌であるダイヤモンドがこのような特集を組むとは、良い意味で「想定外」でした。それだけに力が入っています。
中心は「ワーキングプア」から始まるNHKのドキュメンタリーシリーズを、スタッフのインタビューと実際に起きている問題を交えて紹介しています。一昔前なら「独身貴族」で済ませておけたものが、質的変化、経済的変化により「孤独で危険なおひとりさま」になる事を示唆しています。私も30代独身の為、人ごととは思えずのめり込むように読破してしまいましたが実際周囲にも男女問わず独身が多くリアルな緊張感を感じざるを得ません。また、結婚されている方も安心とは言えません。高齢化で相手に先立たれた後は孤独な状態になり、頼りの子供は面倒を観てくれず危険なスパイラルに陥る可能性があるとしています。これらの問題は、単なる独身かそうでないか、ではなく根本的な日本人の社会構造に原因があるということですが、残念ながら解決策は明示されておりません。
読んだ後は誰しもが重い空気に包まれますが、だからこそ社内で、家族で、回覧されることをお勧めいたします。