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連舞 (集英社文庫)
 
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連舞 (集英社文庫) [文庫]

有吉 佐和子
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

舞踊界の名門・梶川流の家元の血をうけ、踊りの名手と評判の千春と、踊りに不向きな体に生まれた秋子。2人の異父姉妹が因襲の舞踊界でたどる変転の運命を描くロマン。(解説・進藤純孝)
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

昭和初期の東京・上根岸。日本舞踊の名門梶川流の師匠を母とする異父姉妹。家元の血を享け、踊りに天賦の才を見せる妹の千春の陰で、姉の秋子は身を慎んで生きてきた。しかし戦後の混乱期、梶川流の存亡を賭け、秋子が進駐軍の前で挑んだ驚くべき舞台が彼女の人生を予想もつかぬ方向へ導いていく―。伝統と因襲の世界で生きる女たちの苦悩と希望を描く、波瀾万丈の人間ドラマ。傑作大河長編。

登録情報

  • 文庫: 352ページ
  • 出版社: 集英社; 改訂新版 (2009/8/20)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4087464725
  • ISBN-13: 978-4087464726
  • 発売日: 2009/8/20
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 147,066位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By みたか VINE™ メンバー
形式:文庫
 有吉佐和子の小説は面白い。
 特に劇的な事件がない小説でも、なんだか次が気になってどんどんどんどん読んでしまう。大きな事件がないのに読ませるのは文章が良いせいなのかとも思うが、これが不思議で、舞台や映画、ドラマになっても面白いのだ。小さな事件だが、その配置が良いのかもしれない。

 さて。大きな事件に頼らない、大きな事件が起きない有吉小説群にあって、本作は開始から60%くらいの地点に明確に劇的なクライマックスがある。大変有名なシーンなので、読んでいて、ドラマなどで見たことを急に思い出す方もいらっしゃるだろう。
 終盤やや不自然な展開になるのも、劇的な効果を狙ったためだと思われる、とにかくサービスのある小説です。
 有吉作品の中で、読んで面白いこと、一、二を争う傑作かと思います。

 舞台は、踊りの家元の子供を産んだ女性の家と、家元の家。踊りとは言っても井上流のような座敷舞を中心とする流派ではなく、どちらかというと極めて歌舞伎に近い、藤間流のような流派。
 と紹介して、どれほど普通の人に伝わるものだろうか?
 そう。このドラマティックな傑作、読者に歌舞伎や着物といったものの基礎的な知識が当然あるものとの前提で書かれています。書かれた時代のせいですね。
 説明抜きで「止め女」「名古屋山三」の役とか書かれても、歌舞伎を見ない人にはわからないでしょう。

 とても長く読み継がれてきた作品ですが、今、これが読めるか読めないかの境目の時期にあるように思えます。
 いずれは脚注が必要となるかも。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
「アラベスク」の山岸凉子先生が、とある本で「内緒ですが読んでました。こんな面白いもの、どうして誰も読まないんだろう」と語っていました。
とはいってもこの本はバレエではなく、日本舞踊の話です。
面白いことだけは保証できます。
このレビューは参考になりましたか?
6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
すごい 2003/11/12
By カスタマー
形式:文庫
つねに妹のひきたて役の主人公。
妹は踊りの家元の子供で才能もある。
母はそんな妹ばかりをかわいがり、主人公には必要なときだけ頼ってくる。

ありきたりの「母の愛情に飢えた」主人公のお話にも見えますが、家元が死に、戦争がはじまった時点で物語は急展開していきます。
とにかく「すごい」踊りの世界。

薄い一冊ですが、ぎゅっとつまったものすごいものがあります。
これの続編の「乱舞」がもう絶版になっているのが残念。
ただ、私は乱舞も読みましたが、読んだ後の満足感は「連舞」のほうが格段大きいです。

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