原作が池井戸潤といえば空飛ぶタイヤを思い出す方も多いのではないでしょうか。
その空飛ぶタイヤのスタッフが再集結し、キャスティングには三上博史、寺島しのぶ、渡部篤郎など豪華メンバーを揃えた本作品。
否が応でもこれだけでこのドラマへの期待は最高潮に達するでしょう。
しかし期待だけが大きくなりすぎて、いざ見てみると期待はずれでがっかりというのが世の常であります。
がしかし、そんな心配はご無用。
きっとあなたのその期待を凌駕すること間違いないです。
空飛ぶタイヤの時もそう感じたのですが、映画全体の構成や演出は文句のつけようがなく大変良い。
中小企業の社長・佃航平(三上博史)と宇宙航空部部長の財前道生(渡部篤郎)。
はじめ佃をただの中小企業のいち社長としかみていなかった財前が、佃の生き方、考え方に共感していき、徐々に佃側に考えがシフトしていくさまは
じつにみものですね。どこか頼りないのだが信念と情熱をもった社長の佃。大手企業の方針と佃社長の情熱に揺れ動かされる財前の心境。
二人の演技力にはもう脱帽です。自然と感情が移入していきます。
個人的な意見ですが、裁判の進行状況が少し淡々としすぎた点が残念。ドラマ全体の尺を考えれば仕方ないとおもいますが・・・
あと裁判長である相島一之さんの活躍がもっとみたかったです。いい役者だけに出番が少なすぎる・・・
映画を見た後に原作を読んだのですが原作も相当おもしろいですね。
本作品は台詞など原作にかなり忠実に作ってあるなと感じました。
間違いなく今年一番の秀作だと私は思います。
でお値段の方はと・・・Disk三枚セットで一万円ですか。
このドラマの台詞を引用してあえていわせてもらいます。
金の問題じゃない
これは見るか見ないかの問題だ。