このドラマにおいて、視聴者からしばしば指摘されていることだが、
1.意味ありげに取り上げた劇中のエピソードや登場人物が、伏線もなくその場限りになってしまっていること。
2.主人公が子供時代に語った「世界に繋がる編集者になりたい!」というテーマが、いつしか恋愛に変わってしまい、「世界に」という目的があいまいになってしまっていること。
3.脇役がまるで添え物のようであり、人物としての掘り下げが皆無。
4.出演者のセリフにあった「何で〜」とか「え〜」が使われすぎ。
これらについては、「4」は別にしてもドラマの構成上隠しようもない欠点であり、総集編にまとめたところで、それは何ら改善できないものであろう。
この朝ドラが過去の作品とは違い完全版として出てこないのは、こうした理由で視聴者からソッポをむかれてしまったからであるが、それでも未だ数多くの支持者がいることも事実。主役の倉科カナさんや羽田美智子さんも好演していた。
それなら・・・と思う。このような総集編としてDVDを発売するのではなく、ポイントを絞って、たとえば比較的評判が良かった初期の「黒島篇」(まで)と主人公の恋愛を追った「恋愛篇」をそれぞれ別々に編集し、個別に発売したほうが良かったのではなかったかと。
実は私も番組前半まで支持者だったが、終盤ではその展開はどうでもよくなってしまった。このことは何とも残念でならない。