第二次世界大戦において連合国にて行われた不合理、と思える判断(戦略や兵器開発)について「小失敗」と称して取り上げた書籍です。
対象がイギリス、ソビエト、アメリカ、フランスと主要な連合国全般なので絞りきれず散漫な感じ。
確かに失敗と言えば失敗なのだけれど、後知恵で表面的な面だけ見て著者が思いつきで感想を述べているだけ。論じているのではなく単なる感想に過ぎません。また、何故そのような不合理と思えることが行われたのか、その背景や原因といった点については全く考慮していませんし、取り上げてもいません。
歴史認識についても表面的で底が浅く、また古さを感じさせるものであり、それが思考の元になっているので、どうもピントがずれた感じです。
読んでも特に得られる物は無いのではないかと思います。