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造花の蜜〈下〉 (ハルキ文庫)
 
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造花の蜜〈下〉 (ハルキ文庫) [文庫]

連城 三紀彦
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

その事件は、小川香奈子の息子の圭太が、スーパーで連れ去られそうになった出来事から始まった。幼稚園での信じられない誘拐劇。人質の父親を名乗る犯人。そして、警察を嘲笑うかのような、白昼の渋谷スクランブル交差点での、身代金受け渡し。前代未聞の誘拐事件は、人質の保護により、解決に向かうかのように思われた…。だが、それはこの事件のほんの序章に過ぎなかった。二転、三転する事件の様相は、読者を想像を絶する結末へ導く。読書界で話題沸騰の長篇ミステリ、待望の文庫化。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

連城 三紀彦
1948年、愛知県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。在学中の78年、『変調二人羽織』で第3回幻影城新人賞を受賞してデビュー。81年、『戻り川心中』で第34回日本推理作家協会賞受賞。また84年には『宵待草夜情』で第5回吉川英治文学新人賞を、『恋文』で第91回直木賞を、96年『隠れ菊』で第9回柴田錬三郎賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 316ページ
  • 出版社: 角川春樹事務所 (2010/11)
  • ISBN-10: 4758435154
  • ISBN-13: 978-4758435154
  • 発売日: 2010/11
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 241,479位 (本のベストセラーを見る)
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3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By bouya
上巻がものすごくおもしろかったので、
犯人が誰なのか、動機は何なのか、期待しながら読みました。
ところが下巻になると、悪い意味で予期せぬ展開になりました。
上巻ではあれだけ素晴らしい掴みだったのに残念です。
下巻だけもう一度書き直して欲しいくらいです。
このレビューは参考になりましたか?
後半のとあるくだりで横溝正史の「夜歩く」を思い出し、少し不安を覚えたのですが、
読後感は良かったです。
気持ちよく「だまされた!」と思えました。
蜜という単語のせいもあるかもしれませんが、具体的な性描写はほとんどないのに、
どこか不道徳な感じがします。
10代の少女がもつ危うさの描写は、私にとって親世代の男性作家さんなのに、
巧みだと思いました。

普通の人々の日常を切り取った作品集も、本作のような二転三転するミステリーも、
時代ものも、今まで読んだ限りでははずれがなかったです。
ちなみに、ミステリー以外でのおすすめは「一夜の櫛」という短編集です。
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