全体的に段階を追って説明されており、Part3までくらいは初心者でもなんとか解った。ただ、Part4のアクションスクリプトの章は、ステージに置かれたインスタンス(ボタンやグラフィック)にスクリプトを記述するやり方でレッスンが進められている。2008年現在最新バージョンのFlashCS3のサポートしているActionScript3.0からは、ステージ上のインスタンスに直接アクションスクリプトを記述することができなくなっている。ボタンやグラフィックにスクリプトを記述すると、初心者ほど、どこにスクリプトを記述したか解りづらく、混乱しがち。できればフレームにアクションスクリプトを記述するやり方が主流だったらよかったと思った。
サンプルデータは完成された美しい絵だが、もっと単純な絵柄の方が、全くの初心者には解りやすいかもしれない。反面、サンプルデータのようにグラフィックの完成度が高ければ、基本的なアニメーションテクニックで十分美しい作品が作れるという説得力はある。もう一冊、もっと基本的な本を併用すれば、この書籍も十分役に立つと思った。ちなみに自分はFlash8デザインスクール(北川貴清/MDN)を併用した。