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高橋 文樹
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

たとえモラルに反していようとも、ぼくは妹を愛しぬく。それが、ぼくが選びとった生き方だ。爽やかで決然たる青春を描いた新世紀の文学誕生!著者・高橋文樹氏は東京大学文学部フランス文学科在学中。本作で第一回幻冬舎NET学生文学賞を受賞。

内容(「BOOK」データベースより)

たとえモラルに反していようとも、ぼくは妹を愛し抜く―。それが、ぼくが選び取った生き方だ。爽やかで決然たる青春を描いて、全選考員に絶賛を浴びた新世紀の文学誕生。第1回幻冬舎NET学生文学賞受賞作。

登録情報

  • 単行本: 170ページ
  • 出版社: 幻冬舎 (2001/09)
  • ISBN-10: 4344001192
  • ISBN-13: 978-4344001190
  • 発売日: 2001/09
  • 商品の寸法: 19.2 x 12.4 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 756,248位 (本のベストセラーを見る)
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
誰かを守ると決断した時、人は何をするのだろうか。言葉で伝えるのはとても簡単なことで、この本の主人公のように、行動で成し遂げることはとても難しいと思う。それも兄弟でもあり恋人でもある、妹となると、現実は重たく苦しいものになってしまうはず。けれども、作者は苦しみや悲しみよりも先に、淡々とした日常の喜びを描くことで、ただの悲恋に終わらせていない。禁忌を今までにない形で描いた、素敵な作品だと思った。
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9 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ペトロニウス VINE™ メンバー
形式:単行本
幻冬舎NET学生文学賞受賞作品。この高学歴にありがちな肥大した自我による押しつぶされそうな圧迫感は、書いた当時著者が東大仏文在学中だったことを考えると、納得だなぁ。

ようは、妹を愛してしまう近親相姦モノなのだが、それよりは、友人が自殺してしまう部分や、強い厭世観が、佐藤亜有子さんの『ボディレンタル』(これも新人賞だったな)や古くは夏目漱石や田山花袋を思い出させる。それも決まって、小説の中では自死の理由がわからない。でも、自明なんだけどねぇ。自分のプライドと世界への距離のバランスのとり方が、狂っているからなんだよね。そして、現在の教育制度は、そういう人種を継続的に作り出すようになっているし、それがうまく機能した部分があってこそ経済成長もあったわけだし。この厭世観は、日本社会エリートへの登竜門なのだと思う。と同時に、そういった連中がいかに、心が病んでいるかの象徴でもあるねぇ。日本近代100年の文学的伝統という感じがする。こういうエリート予備軍が、自殺、熱狂的な軍国主義、共産主義運動、新興宗教に走っていくさまは、容易に想像できるなぁ。う~暗い暗い。

作品としては、評価がし難い。たぶん、『ボディレンタル』も同様だけど、これは彼らの学生生活の雰囲気をそのまま一人称で表現しただけの日記(ある意味、なつかしの「私小説」か!)に過ぎないので、文学的力量を全く評価できないと思う。僕は、まぁ面白かったが、読むのにエンターテイメントを求めるならば、こんなブンガクしているのは、つまらんだろうし。妹に萌えたいなら『週間わたしのおにいちゃん』でフィギュアを購入する方が健全だと思う(笑)。本当の評価ができるのは、新人賞ではなく、その次に出てくる作品だと思うね。

一番印象に残っているのは、神戸にある日用品を扱うメーカーに就職が決まって(神戸にあるトリレタリーメーカーといったらP&Gしかありえないでしょ)、将来はヨーロッパに転勤するつもりだということ。この関係も、ヨーロッパかアメリカなら難しくなく継続できそうだし、妙にリアリティを感じた。

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9 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By カスタマー
形式:単行本
従来の「兄妹もの」というと実は血がつながっていなかったというのがオチだけれど、この話では主人公と妹は本当に兄妹。だから、帯に書いてあった「ぼくは妹を愛し抜く」という言葉がすごく印象的だった。それで期待しすぎたせいもあるんだけど、なんだか読み進めていくごとに設定が安易だなと思い始めた。さらに作者の言葉使いもわざわざ難しい言葉でなんてことない言葉を修飾してて、なに気取ってるの?って感じがした。普通の大学生が主人公なら、それなりの言葉使いをしてほしかった。
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