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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
国際協力の世界に飛び込む前に読みたかった,
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レビュー対象商品: 途上国の人々との話し方―国際協力メタファシリテーションの手法 (単行本)
タイトルの「途上国」とか「ファシリテーション」という言葉にフラッときて購入しました。序章の「曇りガラスが張れるとき〜なぜ?と聞くのは間違いの始まり」から「あとがき」まで、ジェットコースターに乗っているような感じでした。共感しながら読んだところ、目から鱗だったところ、と様々でしたが、読み終わった後に清々しい気持ちになりました。自分も国際協力のいわゆる「援助する側」の立場で10年ちょっと仕事をしてきましたが、この世界に飛び込んだ20代前半のころに、この本に出会いたかったと思いました。もちろん何年か仕事をした今でも十分、読み応えがあり、日々の業務に立ち向かうために必要な理論と実践的な方法論にあふれ、教科書のような本です。著者の一人である和田信明さんが試行錯誤の末、途上国の現場から編み出した神技のようなメタファシリテーション技術、そしてそれを見事に理論化し、実践的な方法論として確立した中田豊一さん。著者のお二人に「ぜひいつかお会いしたい!」と思いました。「あとがき」を読むと、この本に紹介される手法や方法論が学べる講座や研修もあると書いてあったので、一度問い合わせてみようと思います。この本は、途上国援助に携わる私のような者には必読書になると思いました。同時に、途上国援助に携わる人たちだけでなく、「人」を相手にする様々な職業に携わる方々や、自分の子どもと向き合うのが時に「しんどいなあ」と思えてしまう親さんたちも、ぜひ読んで欲しいなあと思いました。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
目から鱗がどんどん落ちます。,
By 日笑 "日笑" (東京都杉並区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 途上国の人々との話し方―国際協力メタファシリテーションの手法 (単行本)
こんな本を待っていました!というのが読後第一の私の内なる声だ。 途上国の人々との話し方、という タイトルではあるが、これは決して 国際協力、開発援助に携わる人たちだけの 話ではなく、あらゆる対人援助に関わる人が 参考にすべき智慧がつまっている! 2人の国際協力のエキスパートが 途上国の現場の目線を クリアーに運んできてくれた初めての 本ではないだろうか。 この本を読んでいると 人が生き生きと今そこにいるかのように 見えてくる。 対話の職人芸を持つ和田さんと その和田さんの芸を詳細な分析と理論にまで高めた中田さん。 この本自体が2人の渾身の コラボレーションだ。 最後には、 対人援助に関わるコミュニケーションの秘訣まで 披露してくれている。 「事実はモノに宿る」 「シンプルな質問の積み重ねで、相手への気づきを促す」 「考えさせるな、思い出させろ」 現場から生まれた、まさにたたき上げの話。 小手先のコミュニケーションにとどまらない魂を感じる。 ただ、この本はそれだけのエネルギーを持って 書かれているので、かなりの「読み応え」がある。 実際に様々な試行錯誤のプロセスを経て ファシリテーションや対人援助に関わってきた人に まず読んでいただきたい本である。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
探偵小説のような読後感,
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レビュー対象商品: 途上国の人々との話し方―国際協力メタファシリテーションの手法 (単行本)
難しそうなタイトルと表紙絵&目次にびびることなく読み始めてみれば、思った以上に読みやすい本だった。国際協力の仕事で途上国に行って、現地の人に何をどう話し物事を進めて行くのかが、懇切丁寧に実際の体験と試行錯誤を交えて書かれている。メタファシリテーションの手法にたどりつくまでの過程が探偵小説にも似たスリリングさで書かれていて面白い。この本を読んでいると、国際とかなんとかいっても結局は人同士の話し方、つきあい方、対等な人間関係が大事なんだな…と思わせてくれる。 そして、そういえば途上国の援助とかなんとかってずーーーっと昔から続いてるんだよね…ということに対する答えとか、日本の政権民主党になったけど、この先いったいどうなるんだろう、そもそもなんでこんな社会になっちゃったんだろう…ということに対する答えまで書いてあって、正直ずいぶん気持ちがすっきりする。今までわけもわからずただ不安に思いながらながめていたテレビのニュースも、こういう大きな流れの中からでてきた現象や結果なんだ、と納得しながら見ることができるようになった。 この本のすごいところは、そんな壮大な社会のしくみの解き明かしと、それをふまえてどう実践していくか、という、途上国の現場だけでなく日々の生活の中で使える具体的な手法との両方が書かれている点だと思う。あるお母さんが、中学生の息子さんとかわしたメタファシリテーションの手法を使った会話が読んでいてとても和む。 期待以上に面白かった本。 もう少しとっつきやすい表紙とかお値段だったらいいのに!という期待?をこめて星4つ。
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