主人公は9歳児。ある日、自宅の日用品が動きだし、3LDKの自宅が、ゲーム内の果てしなく広がる世界のように変貌し、ほぼ誰もいないその世界の中で、非日常の一日を送る事になる、、、という小説です。
あまりネタバレ等もしたくないので、内容についてはあまり書けませんが、
物語としては、その非日常の発生の経緯こそが核心で、大人としてはそちらの流れが面白く感じます。
ハードカバーで、カラフルかつ控えめな鮮やかさの装丁がとても素敵です☆
また、児童書向けだからか、総ルビになっていたり、文字が大きかったりと、丁寧な印象です。
また、全体が中篇と言って良い長さで、割と気軽に読めるかと思います。
読後感も素敵で、思わず”ごちそうさまでした!”と言いたくなります。
ラストまで、キャラ達の複雑な感情が伝わって来ました。二回目読んで、じわじわと感じられるものがあるような。
RPGでなくとも別のお話ができそうなので、是非続編があれば、と楽しみに感じました。