紛うことなき「二匹目の泥鰌」狙い。別に出来がよければ何匹目でも構わないが、本家の足元にも及ばないのが哀しい。
まずネーミングセンスの差。本家の『妄撮』という造語は作品コンセプトを的確に表現しつつシャレっ気も利いていて秀逸なのに、『透撮』はそのまんまで捻りもなにもありゃしない。だから減点1。
誰にも分かるのはモデルのレベル差だが、これはタレントの仕込みを1社(プラチナム・プロダクション)に委ねたためである。だもんで、グラドルならそこそこ詳しいと自負している評者でも知らないメンツがゾロゾロ。本家の方は元々月刊誌の連載企画だったので、当然ながら一流どころをチョイスしていて端から勝負にならない。だからも一つ減点1。
さらに本家はシチュエーションにも毎回工夫を凝らしてワンパターンにならないように知恵を絞っていたが、こちらは多分1日、2日でまとめ撮りしたんだろう。何の創意も感じられない。第一上に羽織っているものと中身のランジェリー(結構高そう)が全然マッチしてないと思う。生活感の出る安いインナーではモデルの方が嫌がるからだろうが……。ここでも減点1。
まねることが時として進歩につながることも否定しないが、これだけ志が低いとそんな期待は泡のごとく消えてしまうというものだ。買うならやっぱり本家『妄撮』ですね。