2006年に「日本有事」を上梓し、日本核武装と憲法廃止を訴えた兵頭二十八氏がついにキレた。北朝鮮の国体維持における美点を検証し、対称的に日本がどうダメなのか突き詰め、我々日本人に独立国たる自覚を促す衝撃の書である。
この本ではアメリカは北朝鮮をイザと言うときの鉄砲玉に使うオプションを検討し始め、日本を今まで以上に格下に扱うようになると警告する。その証拠の1つは、ヒルと言う冴えない男を交渉役にしてたらたらと米朝協議を長引かせ、北朝鮮を生かしていることだという。
理由は、北朝鮮は日本と違って、軍事・外交の秘密を守れる、官僚が腐敗しない(腐敗したら殺される)、核武装して“ガッツ”を見せた、外国人参政権を認めず、スパイは銃殺する。
逆に日本は、これらを1つとしてできない。機密だだ漏れ、腐敗する官僚、ハニトラに簡単に引っ掛かる公務員。さらに朝鮮総連に破防法も適用できず、パチンコ資金の送金を止めることすらできない。
アメリカが50年前から同盟国に望んでいるのは、武装して一緒に前線で戦ってくれることである。これに対し、いつまでたっても有事法制を整え、軍事費を引き上げない日本政府を米国指導層は見限り始めた
先の「日本有事」に記載されているが、現憲法を押しつけたマッカーサーには国際条約や政治に関するセンスが無く、ただ単に日本を無力化した実績を宣伝して大統領になりたかっただけだという。だから今の日本国憲法には、国民に国を守る義務が無い。
刮目して読むべし。(だんだん本を書き慣れてきて、一般の人にも分かりやすい文章を書くようになってきたのも兵頭マニアとしては嬉しい)