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逆説の日本史13 近世展開編  江戸時代鎖国の謎 (小学館文庫)
 
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逆説の日本史13 近世展開編 江戸時代鎖国の謎 (小学館文庫) [文庫]

井沢 元彦
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容説明

家康が恐れた「大奥のキリシタン」

若き日の徳川家康を苦しめた浄土真宗信徒らによる「一向一揆」。家康は約30万人に膨れ上がり勢力を増すキリシタンに「一向一揆」化の悪夢を見た。
折しも江戸城大奥では女中・おたあジュリアを中心にキリシタンが増加し、家康の悪夢は現実のものとなりつつあった。
「伴天連追放令」から鎖国へと展開される徳川幕府の外交政策の裏面史を抉るとともに、徳川家康が「戦国日本」をいかにリストラし、「徳川三〇〇年」の礎をいかに築いたかを解明する!

内容(「BOOK」データベースより)

若き日の徳川家康を苦しめた浄土真宗信徒らによる「一向一揆」。家康は勢力を増していくキリシタンに「一向一揆化」の悪夢を見た。折しも江戸城大奥では、女中のおたあジュリアを中心にしてキリシタンが増加していた―。徳川幕府による「伴天連追放令」と鎖国の裏面史を抉り、「戦国日本」をリストラし、「徳川三〇〇年」の礎がいかにして築かれたかを解明する。

登録情報

  • 文庫: 398ページ
  • 出版社: 小学館 (2010/9/7)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4094085432
  • ISBN-13: 978-4094085433
  • 発売日: 2010/9/7
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.4 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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16 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 浪速のスライサー トップ500レビュアー
形式:文庫
井沢氏のシリーズ第13作。

段々と現代に近づいてきているが、井沢氏の推察力の鋭さは引き続き冴え渡っている。
特に「綱吉名君説」にはそういう見方があったのかと、目から鱗が落ちる思いがした。

文化についてきちんと触れているのも氏の特色で、「能と歌舞伎の違い」について非常に
分かり易く解説している。こういう解説をすると日本史に興味を持つ学生も増えるんじゃ
ないかな〜と強く思った。

一点マイナスにしたのは、「非武装中立論の意味の無さ」とか「中国と言う国が如何に
むちゃくちゃか」とか、氏の著作に触れていると何度も目にする主張が出てきて、少し
食傷気味なところ(もちろん、主張の一貫性については評価してるんですけどね)

お勧めです!
このレビューは参考になりましたか?
13 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ともぱぱ 殿堂入りレビュアー トップ50レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
本巻は主に家康の対キリスト教・外交政策から綱吉の生類憐みの令までを採り上げる。

キリスト教という不寛容になりがちな一神教の日本への浸透を防ぐために鎖国も止むを得なかったが、やがて官僚主義+日本人の歴史に学ばない癖が、いつの間にか鎖国を祖法化し、幕末の日本外交を混乱させたこと(祖法というなら家康の外交は開放政策だった)、そもそも鎖国は幕府の政治決断ではなくなし崩し的にできた体制であった等、江戸幕府初期の政治を語りながら、今に通じる日本人の外交下手や問題先送り癖を指摘し、現代人が歴史から学ぶべきことと歴史を長いスパンで捉える必要性を指摘する筆致は鋭い。

国内政治の最大の課題は、武士のリストラであったが、幕府は失業問題に何とか対処し、平和が恒久化して長子相続制の確立や武士の官僚化が進み、トップ(将軍)は飾りでもよいとする日本的な発想が顔を出す。そこに登場する将軍綱吉は暗君ではなく、戦国の遺風を根絶した名君だとは目から鱗だ。

茶の湯、歌舞伎の誕生、儒学の日本的変容といった文化面の解説も面白い。茶の湯の変質編だけは秀吉対利休の話が主だが、大徳寺山門事件以外の事件を初めて知った。

ところで、本巻は、前巻から2年ぶりの刊行。以前のように年1作のペースを望む。
このレビューは参考になりましたか?
9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By hk
形式:文庫|Amazonが確認した購入
綱吉名君説は、井沢氏の「日本史集中講座」を読んでいたので、一応は知っていたのですが これを読んでやっと腑に落ちました 「和」の意味も儒教の徳目のようなものと、考えたらいいんですかね?
しかし、スペインやポルトガルの衰退を出して日本の鎖国を褒めるなら、英国と米国の繁栄はどう説明するのかと、新たに疑問が生まれてしまいました
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