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逆説の日本史〈1〉古代黎明編―封印された「倭」の謎 (小学館文庫)
 
 

逆説の日本史〈1〉古代黎明編―封印された「倭」の謎 (小学館文庫) [文庫]

井沢 元彦
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (39件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

「卑弥呼は天照大神だった!」日本史の常識を覆す大胆な推理で知的興奮を喚起したあのベストセラー初の文庫化。本書では、日本史の総点検をめざす著者の問題意識を読者に投げかけることから始まる。従来の歴史アカデミズムには大きな欠陥があると著者は説く。史料、記録だけが歴史ではない。人間が人間として生きていた時代を今に甦らせるために今必要なことは人々の自由な発想、想像力であると。解説・藤岡信勝。

内容(「BOOK」データベースより)

教科書ではわからない日本史の空白部分に迫る。従来の歴史学界の権威主義、史料至上主義、呪術観の無視、以上の三大欠陥を指摘しながら古代史の謎を推理、解明していく。日本人の「わ」の精神のルーツは?宮内庁が天皇陵の学術調査を拒み続けるのはなぜか?あの出雲大社はオオクニヌシノミコトの怨霊を封印するために建てられた「霊魂の牢獄」ではなかったか?当時最高の知識人であった聖徳太子はなぜ、「和」こそが日本人の最高の原理としてあげたのか?など。

登録情報

  • 文庫: 488ページ
  • 出版社: 小学館 (1997/12)
  • ISBN-10: 4094020012
  • ISBN-13: 978-4094020014
  • 発売日: 1997/12
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (39件のカスタマーレビュー)
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30 人中、25人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
日本草創期の史料の少ない、また史料があっても、既存の史料の価値が時によって変化するこの時代を、極めて理論的に分析していて、読んでいてここちよかった。卑弥呼とはそもそも称号で、日巫女即ち天照神である、という氏の推論は、正否は別として、現在の魏志倭人伝にのみ頼り邪馬台国の位置を決定しようとする他のどの説よりも強烈なインパクトを受けた。時に学会批判が行き過ぎて、眉をひそめたくなるような部分もあったが、全体としてはシリーズのなかでも出色の出来だと思う。
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28 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
おもしろい 2005/5/15
形式:文庫
なぜ和気清麻呂が宇佐神社にわざわざいったのか?かねてから不思議に思っていたことの解答が提示されている。もちろんそれが正しいかどうかはわからないが、寡聞にして本書以外にそのなぞに挑戦したものを知らない。

出雲大社の内部構造についてはまったく知らなかった。他の資料によって確かめたいものだ。

他にも卑弥呼、アマテラス、スサノオなど神話の神々についての記述は非常におもしろい

著者の論理展開が非論理的であるとの指摘は聞くが、それはさておき興味深い本である。

このレビューは参考になりましたか?
27 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By カスタマー
形式:文庫
怨霊と言霊と穢れ、これが著者の主張する言わば三位一体である。これらが日本の歴史をいかに支配しているか、古代と現代を自由自在に往復しつつ、著者は自らの推論をヨくことなく主張する。その主張は一見きわめて奇矯なものであるが、叙述をたどるにつれて反論の矛先は急速に鈍ってくるのである。とまあ堅い調子で始めましたが、この書を読み始めた時は正直何だか眉唾だなあと思いましたね。それがどんどん読み進むにつれて、目から鱗というか、頭の霧が晴れたというか、実に興奮しました。怨霊といい、穢れといい、何とも非現実的なおどろおどろしい、ちょっと見方を変えれば滑稽至極なものが、歴史の要所要所に見事ぴったりあてはまり、古代人の風俗生態、歴史的事件の解釈に威力を発揮するのである。何!度も読みさしてページから頭を上げ、深い吐息をつきました。私が発見したわけでも何でもないのに、まるでノーベル賞級の一大発見をした科学者のような心持ちでした。そこで不思議なのは、著者はどこでこんな確信を得たのでしょうね。私は読んだことはないのだけれど折口信夫あたりがひよっとして似たような論文を出していて、そこらが出発点なのだろうか。ともあれ、マンガよりも面白くかつはるかに為になる、画期的な歴史書が出てきたなあと感嘆しきりでした。日本という唯一無比の奇妙きわまる国の成り立ちは、ひょっとして、この怨霊・言霊・穢れという三位一体あたりにあるのかもしれない、と冗談ではなく真面目に考えている今日このごろです。
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タケミカヅチは怨霊
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投稿日: 16か月前 投稿者: しゃかしゃか
興味深い内容と稚拙な文章構成
思考の柔軟性に欠ける学会という組織(歴史学に限らず)、そのために生じる偏った解釈。このような問題点から書き起こしており、大変に興味深い本です。学者が見れば反論した... 続きを読む
投稿日: 17か月前 投稿者: minoru4
色々問題はあるが面白い
本シリーズのテーマは日本史再検証です。
現代の日本史の問題点を
1.宗教思想の影響を考えない... 続きを読む
投稿日: 19か月前 投稿者: 壺
逆説の日本史
数ある歴史書は読んだつもりであったが、それはただの積もりであったことが判明した。歴史というのは事前のお膳立てによって創られ、なおかつ教科書に載せる前には、さらなる... 続きを読む
投稿日: 2010/3/16 投稿者: あまぞね〜っす
「呪術観」で見直す歴史は面白い
かねてから学校で学ぶ歴史授業に不満をもっていた。歴史とは、論理的な人間の行動の積み重ねだと私は思っている。しかし歴史事実の背景を学ぶ機会はほとんどなかった。事件や... 続きを読む
投稿日: 2010/2/6 投稿者: upwave
鉄人823号
従来の歴史学では見えてこなかった当時の実情が見えてくる。小説家が歴史を推理する事の意義は大きい。つまり推理が必要な様に当時の記録は残されているのだから。発想の転換... 続きを読む
投稿日: 2009/11/26 投稿者: 鉄人823号
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