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少なくとも、予想だにしない展開に驚いてうろたえたり、逆に爆笑してしまったりということはなかった。ライオン先生が出てくるあたりに、多少のファンタジーはあるものの、それも想定の範囲内という感じ。
とにかく、主人公が博多弁を喋らない限り、成り立たない話なのは確か。これが全部標準語だったら、あまりにリリカル展開過ぎて、読んでいて恥ずかしくなってしまうかもしれない。
『海の仙人』も、新潟への旅がちょっとロードノベル風だったが、それに比べるとやや単調に感じられたのは、登場人物が、主人公と「なごやん」の二人にほぼ限られていたせいだろうか。結末も少し物足りなかった。
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