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逃げる中高年、欲望のない若者たち
 
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逃げる中高年、欲望のない若者たち [単行本]

村上 龍
5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (22件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

【内容紹介】
待望の挑発エッセイ・最新刊!
自らの欲望と向き合うことから逃げる若者たち。
破綻から逃げ切ることだけを考える中高年。
目標を追いかける者がいなくなったこの国に
不安と閉塞感が蔓延する...。
枯れゆく欲望と怒りを忘れた若者は
衰退する国家を物語るのか?
いま村上龍が発信する
生と希望へのサバイバル・メッセージ!

「どの集団に入れば人生を有利に生きられるか、という問い
そのものが意味をなさなくなった。有利に生きる、成功する、
金持ちになる、という目標をまず捨てることが重要だろうと思う。
成功を考えてはいけない。考えるべきは、
死なずに生き残るための方法である。」(本文より)

【contents】
01●草食系と肉食系というごまかし
02●無関心とバカと無知
03●サイゼリヤの誘惑
04●レゲトンとサルサ
05●23歳なんて若くない
06●超人のような老人たち
07●普天間を巡る思考放棄
08●悪役はもう生きていけない
09●怒らない若者たち
10●犬との散歩でサバイバル
11●寂しい勝ち組
12●善戦すれば負けてもいいのか
13●スペインサッカーと参議院選挙
14●涙の数だけ強くなれる?
15●逃げ切りの中高年、犠牲になる若者たち
16●枯れゆく欲望
+1●21世紀のビートルズ

内容(「BOOK」データベースより)

自らの欲望と向き合うことから逃げる若者たち。破綻から逃げ切ることだけを考える中高年。目標を追いかける者がいなくなったこの国に不安と閉塞感が蔓延する…。村上龍が発信する希望へのサバイバル・メッセージ。

登録情報

  • 単行本: 192ページ
  • 出版社: ベストセラーズ (2010/11/20)
  • ISBN-10: 4584132798
  • ISBN-13: 978-4584132791
  • 発売日: 2010/11/20
  • 商品の寸法: 18.4 x 12.8 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (22件のカスタマーレビュー)
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44 人中、41人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
書店でタイトルに惹かれて手を取りました。
私が日々なんとなく感じていた事が上手に言語化されていて、
一人心の中で「そうそう、そうですよね」などとつぶやきました。

17個のエッセイで成り立っている本です。
メンズジョーカーで連載していた16個と、
NYタイムズへ寄稿を機に加筆された1個。

とても月並みですが、どれも面白かった。

読者に向けて説教をしているわけではなく、
現実や事実をうまく言い当てていると感じました。
まあ、それは私の主観ですが。

あとは当然ですが文章がうまいので、
読み心地がいい。
例えば、

「戦後の焼け跡から脱したいという欲望など長続きするわけがないし、
 飢えから脱したいという欲望は素朴なもので、
 実際に飢えから脱してしまうと消滅してしまう。
 だから今、欲望は退化してしまっているのだ。
 単にそれだけの話で、
 若者たちがだらしないわけでも無能なわけでもない。」

などです。

11番目のエッセイ【寂しい勝ち組】は、
他の人の新書でも最近多く触れられている指摘が、
著者自身の体験に基づいて書かれている代表格と思いました。

おそらく30代半ばで、きちんとしたスーツを着ており、
おそらく一流といわれる大企業の中堅社員と思われる人間の、
異常なまでの謙虚さのなさに、
著者が最低だと思った出来事が書かれています。

内容には私自身も激しく共感しました。
そして読み終えて、まさにタイトル通りだなって思いました。
和食屋さんでの彼らに限った話でなく、
スーパーや電車内での、
どこにでもいる彼らと同じだなーって。

やはり、余裕がないのだと思いました。
まさに『逃げる中高年、欲望のない若者たち』なんだろうなって。

文章量は決して多くないですから、
速い人なら一時間くらいで全てが読めてしまうかもしれません。
エッセイはより好みの分かれる分野と思いますので、
できれば立ち読みで2つ、3つ内容を確認してからの購入をオススメします。

サッカーの話しも少しあるので、
カンブリア宮殿での岡田武史さんとの対談を見た人は、
テレビと本との関連を楽しむ方法もあるかと思います。

個人的には満足の★5つですが、
友達にはすすめないと思うので、
僭越ながら★を一つ減らさせていただきました。
このレビューは参考になりましたか?
25 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
かつての村上龍は輝いていた。
僕は日本で唯一の天才だとさえ思っていた。
それが今や、テレビで経済番組の司会なんかやってやがる。
誰がそんな村上龍を見たいのか、未だに理解ができない。
「四番サード、メッシ」と言われているぐらいミスマッチ。
小説家が小説を書かないで何をする?

言っておくが『歌うクジラ』なんて小説じゃない。
訂正。村上龍が書いた小説じゃない。
あなたの才能は枯渇してしまったんですか?
村上と言えば春樹じゃなくて龍、
龍之介と言えば芥川じゃなくて村上だと信じていた。
それなのに……。かつての憧憬が色褪せていく……。

色々とイチャモンをつけているが、このエッセイも買った。
なんだかんだ言っても、僕は村上龍に憧れた子供だったのだ。
『69』で笑い、『愛と幻想』で震え、『コインロッカー』に泣き、
『エクソダス』と『テニスボーイ』に感動した子供だった。

しかし、これを読んで私は泣いた。違う意味で泣いた。
今の村上龍は、ファイトしていない。構えてすらいない。
挑発するだけ、しかも高いところから挑発しているだけだ。

その挑発にしても「ここまで上がってこい」的なニュアンスじゃない。
「だからお前はダメなんだ」的なテンションの下がる挑発である。
単に指摘しているだけ。知らないうち作家から評論家に転じたのだろうか。

どの出版社でもいい。
誰かこの眠れる天才に平手打ちを喰らわせて目を覚まさせ、
首根っこを掴んで小説を書かせられる編集者はいないのか。
カンブリアなんて誰か他のヤツにやらせろ。
もう一度、ファイトしている村上龍を読みたい。
このレビューは参考になりましたか?
28 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
肩肘張って読む人もいるようですが、この本はエッセイなので私は気楽に読みました。反発や共感を覚えた文章は、勉強や仕事でもう一踏ん張り必要になったときに思い出して、自分のエネルギーを高めるのが良いと思います。そして勉強や仕事を終えたあとは、村上龍を見習ってタップリ遊ぶ(村上龍より小規模になってしまうのがチョイと残念)。この本に限らず村上龍のエッセイはそんなふうに利用しています。共感したらそれはそれでいいし、反発を感じたときは、そのエネルギーを建設的な方向に向ければいいと思います。

村上龍の若い頃の才能のキラメキが感じられないのは残念ながら事実だと思いますが、それは当たり前じゃないでしょうか。誰だって年をとるのですから。そんなことより、この年になってなお、若い頃に及ばないにせよ切れやキラメキやエネルギーを感じさせることが素晴らしいと思います。
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最近のカスタマーレビュー
文句だけなら誰でも言える
村上龍のエッセイを、今更ながら読んだ。
というか僕は彼のファンで、だいぶ前のエッセイからずっと読み続けていたのだ。... 続きを読む
投稿日: 1か月前 投稿者: バイヤー
「言葉遊び」かと思ったが・・・
冷たくも内に秘めた固さ
不思議なことだが、ここに柔軟性がある。... 続きを読む
投稿日: 1か月前 投稿者: 0141yo
日本人必読。だけどもう手遅れかな・・・
よく「W村上」と言われる村上龍と村上春樹(本人たちは糞迷惑だろうがw)、
読者が春樹派と龍派に別れ、大半は共存することがないみたいですが、... 続きを読む
投稿日: 4か月前 投稿者: koku
欲望が見えない若者は、いかに生き残るか
... 続きを読む
投稿日: 12か月前 投稿者: まこ
最後の書き下ろしはよかった
 若者向けファッション誌の連載をまとめたものらしく、
若者へのいらだちととまどいは伝わってくるのだが、なんというか、... 続きを読む
投稿日: 16か月前 投稿者: 舞踏刑事
あまり、挑発的とは思わなかった。
龍先生のエッセイは、もうかれこれ20年以上読んでいるファンです。... 続きを読む
投稿日: 16か月前 投稿者: timida
鋭格なかんじではないが。
近年の世情をよく理解できるように噛み砕いた感じで、書いてある気がします。ただ、タイトルが全部いっちゃってると、かんじてしまう。
投稿日: 16か月前 投稿者: しょうしょう
くだらない本
この著者の日記に付き合わせれた。学べる部分はほとんどない。この人のだらだらとした意見をはっきりさせない意見を読まされた感が強い。... 続きを読む
投稿日: 16か月前 投稿者: 達磨
挑発エッセイではない。
 多くの方が書かれているように、昔読んだエッセイや小説とは
少し違っているように思います。本人もそのことを16章で書かれ... 続きを読む
投稿日: 16か月前 投稿者: yamamoking
相変わらずミもフタもない
面白い。

曖昧にごまかすことは本人のためにはならないし、所属する集団にとってもメリットよりもデメリットの方が多いはずだ。... 続きを読む
投稿日: 17か月前 投稿者: にあぁ
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