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追悼者
 
 

追悼者 [単行本]

折原 一
5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

浅草の古びたアパートで発見された女の絞殺死体。被害者は大手旅行代理店のOLだが、夜になると街で男を誘っていたという。この事件に興味を抱いたノンフィクション作家が彼女の生い立ちを取材すると、その周辺に奇妙な事件が相次いで起きていたことが分かる。彼女を殺したのは誰か?その動機は?「騙りの魔術師」折原一が贈る究極のミステリー。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

折原 一
1951(昭和26)年生まれ。早稲田大学卒業後、編集者を経て88年に『五つの棺』(後に改作して『七つの棺』)でデビュー。以後、大胆な叙述トリックを駆使した本格ミステリーからトラベルミステリー、サスペンス、ホラーと幅広い作風で活躍。95年には『沈黙の教室』で第四十八回日本推理作家協会賞(長編部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 414ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2010/11)
  • ISBN-10: 4163297405
  • ISBN-13: 978-4163297408
  • 発売日: 2010/11
  • 商品の寸法: 19 x 12.8 x 3.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 309,095位 (本のベストセラーを見る)
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形式:単行本
“叙述ミステリーの第一人者”“語り(騙り)の魔術師”折原一の49作目の最新刊は、’95年の『誘拐者』から始まり、累計50万部を突破したといわれる<XX者>シリーズの書き下ろし長編である。これまでの48冊を全部読んでいるファンとしてうれしいことに’10年は4月に、過去の<樹海>シリーズの焼き直しとは言え『赤い森』が上梓されており、’07年以来久しぶりに1年で複数冊の折原作品を堪能することができた。

「昼は美人OL、夜は売春婦。二つの顔を持つ女―丸の内OL殺人事件」。’97年3月に実際に起こった「東京電力OL殺人事件」をモチーフにして、全編にわたり独特の“折原ワールド”が展開される。

ノンフィクション・ライター笹尾時彦はこの事件を次の作品の題材として興味を抱き、殺されたOLの生い立ちから30才の現在に至る取材を始める。第1章から第5章までは彼の直接・間接の関係者インタビューが続き、やがて過去に彼女に関った人たちが不審な“事故”で怪我をしたり、命を落としたりしているのを知る。そして第2の殺人事件が・・・。

インタビュー証言に巧妙に仕組まれた“叙述”の仕掛け。何者か分からない「幕間」のモノローグ。二転三転するプロット。人間入れ替わりのトリック? 過去と現在が激しく交錯する最終章。意表をつく真犯人とその動機。折原一ならではの、本領が遺憾なく発揮されたフィクション・エンターテインメントに仕上がっている。

なお、現実の事件の顛末・経緯は佐野眞一のベストセラー・ノンフィクション『東電OL殺人事件』(新潮社、’00年)、『東電OL症候群』(新潮社、’03年)に詳しい。私もかつて読んだが、本書と併せて読むと一層臨場感が高まり、興味がわく。
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初めてです 2012/4/14
By 百地樹里 VINE™ メンバー
形式:単行本
折原さんの作品は初めてです。
この作品のもとになっている東電OL殺人事件は
いろんな作家さんがさまざまな視点から書かれていますが
折原さんの切り口もいい!

ちょうど中だるみしそうなところで 大物ノンフィクション作家の
手先が殺害され、謎の言葉を残したあたりから ぐいぐい惹きこまれました。

折原さんのほかの作品にも挑戦してみたいです。
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10 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
最近の折原一は切れ味が鈍ったようで、初期の作品群のような、読んでいてのドキドキワクワク感がなかったのだが、
この作品は久しぶりに筆力戻ったような出来の良さだった。

OL殺人事件の転落人生をライターが追うのですが、そこには秘密が!?
折原一はこういう形式の取材しながら手記のような形式の小説が得意なのかもしれませんね。
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