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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
前巻よりいいのでは?,
By アマゾン太郎 (京都宇治) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 迷宮街クロニクル2 散る花の残すもの (GA文庫) (文庫)
迷宮街クロニクル2 散る花の残すもの (GA文庫)
大幅増筆ということで、ただでさえ登場人物が多い小説なので整合性がつかなくなる箇所が増えるのではと心配してたんですが、逆にWEB版よりすっきり仕上がったのでは? 意外でした。 ただ、他の方のレビューを見てると、それでもまだ読みにくいみたいですね。 このスタイルが「コアなファン」をいつまでも魅了している要素のひとつであることを考えれば、敬遠してしまう大多数の一般人のことは素直にあきらめるしかないんでしょうか? 地下ではなぜ銃が使用されていないか?の描写がばっさりなくなってましたね。 残念。 テレビ局ディレクターが恐怖にとらわれるところの加筆は大歓迎。 橋本辰の描写が増えたところもうれしかったですが、水上さんのキャラが変わったような印象を受けました。 残念でしたが、後々生きてくるんでしょう。 最後に見せ場がまだ残ってますし・・・・ あと、真壁かっこよくなりすぎでは?
15 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
林亮介と津雪が。,
By 宿酔 - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 迷宮街クロニクル2 散る花の残すもの (GA文庫) (文庫)
本巻を上梓するまでに注ぎ込んだ思いの丈は、前巻比150パーセントを誇る分厚さが、文字通り手に取るように伝えてくれる。さらに、あの街での死亡率すら霞む非常識な倍率にもかかわらず、価格はほぼ1割増に抑えたソフトバンククリエイティブの辣腕は、後藤にも匹敵する。これは、いみじくも彼が三峰に説いたとおり、この編年史が筆者の脳内から読者の手元に届くまでの「ありとあらゆる手はず」に関係した人々による尽力の賜物である。全ての『めニクル』ファンが、林や津雪にするのと等しい喝采を、彼らに惜しみなく与えるだろう。
この春の椿事のそもそもの原因は、他でもない、大幅な加筆修正である。しかも、どれもが登場人物の人格に深く食い込んでおり、単なる挿話の寄せ集めとは一線を画している。Web版からの読者は、これまでの描写から受けていた印象とは全く異なりながら、それでいて何とも「らしい」一面を目の当たりにする。ある男の落涙に、別のある男の懊悩に、違和感を禁じ得ないと同時に、すとんと得心する、奇妙な感覚。 その中でも「祭典の前夜祭」は、質量共に出色である。未読の方に配慮して敢えて詳細は述べずにおくが、これを書き下ろし短編という形で独立させたところに、構成の妙を感じる。また、描写や挿絵の雰囲気からは、笠置町翠というキャラクターが筆者にも絵師にも愛されていることが察せられた。 専らWeb版からの読者としての立場から評価してしまったが、『めニクル』がWeb版を未読でも充分に(むしろ、だからこそ新鮮に)手に汗握る物語であるということは、前巻を読まれた方ならばすでにご存じのはずだ。次巻は「1月1日」からの開始となる。刊行が今から待ち遠しい。【本文中、敬称略】
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
連続して存在する別世界,
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レビュー対象商品: 迷宮街クロニクル2 散る花の残すもの (GA文庫) (文庫)
京都の山中に突如出現した地下洞窟。そこに生息する未確認生物、そしてそれらを狩る探索者たち。1巻で導入された非日常の世界は、わずか2カ月足らずで日常の世界になった。当たり前のように地下迷宮に潜って命を賭けた戦闘をこなし、休日には京都市内に遊びに行く。恋愛で悩む。逆説的に言えば、闘いが日常になったからこそ、地下でも自然に実力を発揮できるようになったのだろう。
しかし地下迷宮は未知の世界。既知の知識や経験で計れないからこそ未知というのであり、それを弁えない者はいずれそれを知る時が来るという事実に変わりはない。 全体的に言うと「承」の段階という感じ。断片的なストーリーがつなぎ合わさって物語が進行していくのは変わらないのだが、そのストーリーは“向こう側”より“こちら側”の話が多い。次の展開に向け人間関係の足腰を鍛え、物語の背景を明らかにするために力をためている感じなのだが、記述方法的に近視眼になりがちなので、特に後者についてもっと外側からの視点があっても良い気がする。 いずれにせよ、次で完結予定らしいので、どういう所に向けて着地をするのかが楽しみ。
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投稿日: 2009/4/17 投稿者: GO
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