内容(「BOOK」データベースより)
半牛半人の怪物ミーノータウロスが幽閉されたクノーソスの迷宮―この不気味な建造物に象徴されるように、迷宮には血と闇と謎のイメージがこびりついている。内臓人間、祝祭劇、聖山、巡礼、洞窟、塔、都市、古代遺跡―著者の鮮やかな手際によって、古今東西の文明の中の「迷宮的なるもの」が、実は意思と理性とプランの場所でもあったことが暴かれる。そして、謎が存在するかぎり、われわれの住む世界も迷宮を産み落とし続けてゆくのだ。
内容(「MARC」データベースより)
クノーソス迷宮、ギルガメシュ叙事詩、バベルの塔、紫禁城、錬金術の洞察を次々に駆け抜け、「迷宮的なるもの」を一種の建築的質として、日常の世界とは対立する「逆転した世界」の構成原理として捉える。