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迷子のミーちゃん~地域猫と商店街再生のものがたり~
 
 

迷子のミーちゃん~地域猫と商店街再生のものがたり~ [単行本]

木附 千晶
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

再開発が進んで寂れてしまった、埼玉県のある商店街に住み着いていた三毛猫のミーちゃん。ところがある日、ミーちゃんが行方不明になってしまいます。
通勤通学途中で毎日ミーちゃんにゴハンをあげていた人たちや、商店街の魚屋さん、金物屋さん、美容室の人など、ミーちゃんを可愛がっていたみんなが総出でミーちゃんを探します。「ミーちゃん、見つかった?」を合い言葉に、商店街には立ち話をしたりお互いお店の前を掃除しあうような関係がつくられ、今まで商店街を通り過ぎるだけだった人の間につながりが生まれました。
そして、ミーちゃんがいなくなってしまったことで、みんなはミーちゃんがいつもそこにいるだけでたくさんの癒しや幸せを与えてくれていたことに気付きました。
地域猫という小さな存在が、人は一人では生きていけないいうことを教えてくれたのです。「ミーちゃんがいなくなって悲しいね」だけではなく、地域や人とのつながりについ
て考えさせられる本。

内容(「BOOK」データベースより)

再開発が進んで寂れてしまった、日本のどこにでもあるような商店街に住み着いていた地域猫のミーちゃん。ところがある日、ミーちゃんは行方不明になってしまいます。いなくなってからわかった、小さな存在が私たちに教えてくれたこと…。

登録情報

  • 単行本: 175ページ
  • 出版社: 扶桑社 (2009/7/7)
  • ISBN-10: 4594059929
  • ISBN-13: 978-4594059927
  • 発売日: 2009/7/7
  • 商品の寸法: 18.8 x 13 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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11 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 いつから猫と暮らすことが難しいことになってしまったのか……?, 2009/7/24
By 
レビュー対象商品: 迷子のミーちゃん~地域猫と商店街再生のものがたり~ (単行本)
ミーちゃんは埼玉県のある商店街で、みんなに愛され育った三毛猫。誰かがいつもミーちゃんを気遣い、ご飯をあげ、休憩スペースを提供し、ミーちゃんもそんな商店街で自由に暮らしていました。しかし、街の再開発が進み、街から裏道が消え、商店街の人同士の繋がりが薄らいでいくと同時に、ミーちゃんも行方不明になったり、傷ついたりするなど災難がふりかかってきます。そして2度目の行方不明になり、商店街の人たちは現在もミーちゃんを探し続けています。
 
「野良猫(地域猫)が快適に暮らす街は、人間にとっても快適な街」と考えてしまうのは、猫好きのえこひいきかもしれませんが、ミーちゃんを通して知り合ったにもかかわらず、繋がりの強い人たちを見ていると、あらためて猫(動物)が持つパワーを再認識します。
 
ページをめくるにつれて「猫と人」「猫と街」というテーマはもちろん、「人と人(街)」の在り方についても考えさせられます。「便利に、綺麗に、効率的になること」が、本当に我々人間にとって、そして共生する生き物にとっても、幸せなことなのでしょうか? そして何も言わないけれど、いつもそこにいる存在。その存在の大切さは十分わかっているはずなのに、いなくなって気づくことのなんと多いことか……。

本書の漢字にはルビがふられているので、小学生でも読めます。夏休みの1冊にお薦めです。
(URA EVO)
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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 子どもの権利条約の視点で描かれた「猫と人と地域と優しさ」のドラマ, 2009/8/21
レビュー対象商品: 迷子のミーちゃん~地域猫と商店街再生のものがたり~ (単行本)
 猫の本に、こんなにも大勢の地域の人が登場するのも珍しい「美容室の人たち」「スナックのママ」「いけす料理屋の板前さん」「元八百の奥さん」「家庭料理店のママとマスター」「人工透析のおじさん」「金物屋さん」・・・まだまだ登場してくるのです。そして、それぞれの人たちがミーちゃんとの出会い、付き合い。ミーちゃんを探すことでみんながつながっていることが分かります。行方不明になったミーちゃんを探す章は、ドキドキ、ハラハラ、涙、涙。まさに推理小説のよう。
 そして、この本が何よりも他の猫の本と違っているところは、子どもの権利のためのNGO運営委員であり、カウンセラーでもある筆者の隠し味が利いているところです。ぜひ、エピローグの「ミーちゃんが教えてくれたこと」「人はひとりでは生きられない」「人間らしさの回復」・・・の最終章を読んでみてください!
「私たちが本当に必要としているのは、どんな小さな存在でも安心して生きられる社会です。経済的には役には立たなくても『あなたはかけがいのない存在だ』と言い、困ったときにはすっと手を差し伸べてくれるだれかが傍らにいる人生です」
そんな子どもの権利条約の視点で描かれた「猫と人と地域と優しさ」のドラマです。
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 「人間にとって大切なものは何か」を考えさせられた, 2009/8/4
By 
KURI (埼玉県所沢市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 迷子のミーちゃん~地域猫と商店街再生のものがたり~ (単行本)
ほんの少し前までは、そこらに地域猫(当時は野良猫と言っておりましたが)がいて当たり前でしたよね。私の育ったところは、商店街から少し離れた住宅地でしたが、裏口は路地につながっているようなところでした。その路地には、いつも2〜3匹の野良犬や野良猫が当然のような顔をして暮らしていました。私が学校から帰るときには私の後ろから犬や猫がついてきて、それを母が当たり前のように「今日は誰が一緒なの?」と言いながら、鰹節やいりこを用意してくれていたものです。そんな懐かしい光景を思い浮かべていました。「ええ〜話やなぁ〜!!」と思いながら・・・。
動物と人間の程よい関係。お互いに束縛せず、かといって疎遠ではなく。いつもお互いがあたたかい目で見つめている。ほのぼのした関係。でも、そんな関係を築くことが難しい世の中になってしまいましたよね。悲しいことですが。ミーちゃんと岩槻商店街のかたがたとの心の交流を読ませていただいて人間にとっていちばん大切なものは何か。それをあらためて考えさせられました。
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