リブレ出版から出ているPunch↑に出てくる御園生くんのお話です。
Punch↑に出てきた時の彼は、元彼・牧に対する敵対心からか、すごく
強がっている印象を持っていました。どちらかというとツンデレキャラを
想像していたのですが・・・小悪魔でした(笑)
別れても、亡霊のように御園生に付きまとう牧の存在。
あの時彼と付き合ったのははたして彼が特別だったからなのか、それとも
自分がゲイだったからなのか。
そんな自分の本心を探るために、新しい仕事で出会ったインテリア
デザイナーの滝川と寝てしまいます。
軽い気持ちからの始まりも、滝川を惑わせ、そして自分までも迷って
しまう恋にも方向音痴な御園生の天然キャラっぷりがとても楽しく、
中でも天然御園生と常識人滝川のどこまでもかみ合わない会話と、話せば
話すほど変な方向にズレてしまう二人のHが笑えます。
御園生に疑問を持ちつつも、愛ゆえに根気良く付き合ってしまう滝川の
苦労と苦悩が伝わってきます。
表題の”迷う”は、超・ド方向音痴の御園生の道に”迷う”であったり、
自分の心であったり、そして御園生に恋してしまう滝川の心であったり
します。色々な所にそれぞれの迷いが表現されていて、思わず納得の
タイトルでした。
同時収録作品に、「ナツコイ」に収録されているルームメイトの続きが
載っています。ご存じない方のための補足ですが、幽霊が主役という
変わった設定で、片思いの未練から成仏できなかった(その割に幽霊な
自分を満喫していたようですが)雨宮君のその後のお話です。
その他、先生のBL漫画に関するエッセイコミックと書き下ろしでは
Punch↑と迷う男の独りコラボなるものが載っていて、読み応えのある
コミックでした(^^)
Punch↑やナツコイをしらない方でも十分に楽しめる一冊です♪