まず思ったことは、子ども時代に、異国で土壌豊かに育つと、日本語では伝えきれないあふれるほどのコミュニケーションツールは、体になるのか、と言うことである。かといって、日本語があやしい訳ではない。大学4年の後期に休学して、ヨーロッパを一年間放浪した旅行記は、息もつかせぬ面白さだった。人間力、表現力、創造力、組織力、行動力、身体能力、コミュニケーション力、さて、あとどんな力が備わっている事やら。まだまだ飛躍しそうな人間が、早くも自身を丸裸にしてしまう本を出してしまう企画力も、意表をついていて、次に何を起こすのか、まわりをワクワクさせる魅力もあり、読みながらドキドキと内側からかきたてられていくものを感じる本だった。