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辻邦生のために (中公文庫)
 
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辻邦生のために (中公文庫) [文庫]

辻 佐保子
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

大切な人のことを過去形を使って語らなくてはならない悲しさは、大切な人を失った誰しもが経験することなのだろうーー半世紀を共にした夫人が語る作家の素顔。

内容(「BOOK」データベースより)

いつまでも一緒にいると信じていた人のことを、過去形を使って語らなくてはならなくなるという悲しさは、大切な肉親や伴侶を失った誰しもが経験することなのだろう―半世紀を共にした夫人が、作家・辻邦生の暮らしぶり、愛した品々、日々の仕事についてを、愛惜をこめて綴る。

登録情報

  • 文庫: 210ページ
  • 出版社: 中央公論新社 (2011/12/20)
  • ISBN-10: 4122055784
  • ISBN-13: 978-4122055780
  • 発売日: 2011/12/20
  • 商品の寸法: 15.4 x 10.8 x 1.7 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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形式:単行本
辻邦生逝ってのち、佐保子夫人は共に過ごしたいくつかの場所にはしばらく行くことが出来なかったという。しかし、時はふたたび記憶の中に夫=辻邦生を呼び戻してくれるようになった。夫人の筆は、在りし日の夫の姿を、名作の生まれた場所や時を、そして夫の知られぬ感性のひらめきを徐々に映し出して行く。高輪のマンションで、パリのアパルトマンで、軽井沢の山荘で、そしてドウィノの崖の上やオーバーエンガディンの水辺で、共に築いた生の日々を生き生きと想い描いてくれる。夫の茶目っ気なども。最後まで読んで、この本の奇妙なタイトルにある「ために」はforだけでなくbyの意味もあったのだ、と気づくことができる、ということを私は書いてはいけないのかも知れない。
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5 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
美や愛を追い続けて逝った辻邦生。彼のもっとも傍にいてその生き様をみつづけてきた夫人が、夫人の目からみた辻邦生と、その亡きあとの自らを語った本。邦生と佐保子の物語でもある。この本のタイトルの「ために」は、forとともにbyでもあるらしい。
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