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辺境から世界を変える ――ソーシャルビジネスが生み出す「村の起業家」
 
 

辺境から世界を変える ――ソーシャルビジネスが生み出す「村の起業家」 [単行本(ソフトカバー)]

加藤徹生 , 井上英之
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,680 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

■アジア各国の「社会起業家」最新7事例を追い、
 彼らが実現した驚異のビジネスモデルに迫るビジネス・ルポ。

「電気、水、教育、医療……。
我々が当たり前と思っていることは、本当に『当たり前』なのか?」

途上国では、水道や電気など我々が国家や自治体に頼っているようなものですら、
自分たちで解決しなければ永遠に解決しません。
「電気」がないということを正しく想像できるでしょうか?
灯りがなければ、すべての仕事――家事を含む――を陽が沈む前に行う必要があります。
ですがそれは、働く時間を奪い、収入の減少、すなわち貧困につながってしまいます。

しかし、この問題を解決できるイノベーションは、すでに生まれています。

「ソーラーランタン」
太陽光発電の小さなパネルと、LEDランプからなる小さなランプで、太陽が照る場所なら、送電線も発電設備も必要なし。
100年待っても送電網が整わないような辺境の地で生み出された、技術の新しい可能性。

このような現場で生まれる創造力は、我々の想像をはるかに超えています。
本書では、アジア各国の現場を実際に取材し、ビジネスモデルを分析します。

■アジアの最果てで見た、
「村の起業家」という可能性と、社会起業家の新しいカタチ

「2009年の夏。僕はカンボジアの最北部ストゥントゥレン州にいた――。」

10年以上、起業家の支援を続けてきた著者の加藤さんは、
2009年、カンボジアで、読み書きのできない女性をシルク職人として自立させるためのNGOを運営する、
チャンタという女性と出会います。
カンボジア難民として育ち、大学に行くことも、ましてやビジネスのトレーニングなど受けたこともないにもかかわらず、
どれだけ絶望的な状況に追い込まれても、絶対に「あきらめない」。
そんなチャンタの姿に、加藤さんは強烈な「起業家精神」と可能性を感じます。

「もし彼女のような起業家が途上国に無数にいるとすれば、
もし彼女が例外ではないとすれば、世界はどう変わっていくのだろうか」

その疑問を確かめるための旅で加藤さんが見たのは、
現地で奮闘する人々が、「問題の当事者」だからこその創造力を発揮して、問題を解決していく姿であり、
彼らがうまく問題に立ち向かうための仕組みづくりに徹している社会起業家の姿でした。
本書に登場する起業家は、こう言います。

「本当に持続可能なモデルは、現地の当事者を主役にしたモデルだ」

■イノベーションの火種は、
「何もない」からこそ、生まれる

監修者として本書に序文、解説を寄せてくれたのは、
「社会起業家」というコンセプトを日本に広めた立役者の一人、井上英之氏。
その井上氏が注目したのも、「問題の当事者」が持つ「創造力」でした。

「先進国の課題解決のヒントは、途上国の現場とそこで奮闘する当事者たちにこそある。
『底辺のクリエイティビティ』とでも言うべき、大きな力を

内容(「BOOK」データベースより)

何もないから、たたかえる。アジアの「社会起業家」最新7事例を追い、彼らが実現した驚異のビジネスモデルに迫る「ビジネス・ルポ」。

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 304ページ
  • 出版社: ダイヤモンド社 (2011/7/8)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4478013764
  • ISBN-13: 978-4478013762
  • 発売日: 2011/7/8
  • 商品の寸法: 18.8 x 13.2 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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形式:単行本(ソフトカバー)
東日本大震災から被災地の支援をしてきて、被災地の現状と発展途上国はなんら変わりのないものであると感じていた。
ここで紹介される事例は、今被災地で適用することも可能なのではないだろうか。被災地の復興の為に、我々が為すべきことがここには含まれていた。
例えば、情報ネットワークの整備の工夫(例えばTwitterによる些細なニーズの収集)によってはニーズを統計的に扱うことが出来れば、支援団体の活動も円滑になる。これは被災地に限っての適用のみならず、日本全体のビジネス市場を変革することも可能にする。
「必要は発明の母」と言われるように、世間が何を求めているのか分かればそこに市場が生まれる。

当事者に寄り添った「マイクロファイナンス」や「革新的で有効な技術」の姿勢も参考にできる。
途上国は、0に近いからこそ新技術が受け入れやすい。同様に、今回の震災による被災地も、今までに無い新たなスタートを切るチャンスである。これから目指すべき日本の姿のモデルになる可能性を秘めている。ただしそこには当事者との議論・合意が必要であり、外部者の勝手な干渉はあってはならない。本書にもあるように当事者が主体となることで持続的なイノベーションが実現するのである。

本書はきっと自分の人生を大きく変えるものとなる。様々なイノベーションを取り上げるこの本自体が多くの人々にイノベーションを巻き起こすだろう。

今まさに、「時代のうねり」の音が聞こえないだろうか?
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本(ソフトカバー)
ペリー来航が捕鯨の給油基地を求めてだったことはよく知られているが、捕鯨がランプの鯨油を
求めてだったことは忘れられている。

”明かり”を求める行動力は歴史を変えることがある。

日本では、冬場の暖房や給湯用に使われる「灯油」を唯一の明かりとしている地域がある。
アジアの貧困地帯では「灯油」を求めるために貴重な数時間と収入の20%近くを費やさざる得ず、貧困から抜けざせない要因となっていた。

この地域に、太陽光発電とLED電球で明かりを提供し、貧困地帯の労働者が稼げる時間を増やしたり、新しい収入源を得る機会を与えた企業がある。

援助ではなく、労働者が毎日払える金額で提供することでビジネスとして。
社会起業家ハリッシュ・ハンデのセルコ社(インド)である。

本書では、アジア地域で活躍する889件の社会起業家の事例から、ビジネスとして成功し、社会的インパクトもある7例が紹介されている。

スイッチを入れれば当たり前に電気が点く生活をしている10%の人たちとは異なったアプローチ、「90%の人たち」のためのデザインが求められており、厳しい環境に置かれた「問題の当事者」こそが世界を変えられる。
著者が現地で当事者たちと接して肌で感じた本質だと思う。

発展途上国の人たちのための社会起業は、当事者の視点を持ちながらビジネスの手法をフルに活用することが大切と考えさせられた。目から鱗の本です。
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本(ソフトカバー)
本書は、いま、どこで、何をしていようとも、自分がこの世界を変えることが
できることを教えてくれる。

帯文には「何もないから、たたかえる」とある。

著者はその足で歩き、空間の時間を共有することによって、何もなくても、いや
何もないところでもイノベーションをお越し、戦っている起業家を
鮮やかに描きだす。

各起業家は「絶対」の存在ではない。そのひとだからできること、といった
行動する人間への嫉妬を感じさせることなく、もしかしたら自分でも
この社会に「変化」を「イノベーション」を起こせるかもしれない。起こすことが
できるんだ。そういう思いにさせてくれる。

一方、ただルポとして起業家を評しているだけではない。著者は経営コンサルタントの
目線から、なぜ、どうして彼らは起業家としていまに至っているのかを冷静に
分析する。

ここでいう「辺境」は物理的な制約が大きい地域、という意味だけにとどまらず
自分自身が変化を起こすべく行動できないすべての状況に対し「辺境」という
ワードを使っていると、僕は感じた。

「何もないから、たたかえる」

僕らは”ある”ことによって創造力を奪われているかもしれない。

動き出そう。きっと世界は変えられる。
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