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農協の大罪 (宝島社新書)
 
 

農協の大罪 (宝島社新書) [新書]

山下一仁
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (20件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

食糧自給率40%、衰退するなかの日本の農業……。その背景には、農協と農水族、農水省の「農政トライアングル」が、日本の食糧安保を度外視し、ひたすら権益の囲い込みに奔走してきた歴史があります。本書は、農水官僚出身の著者が、汚染米問題の背景に始まり、農協を守るために、政治家、官僚がいかに、食の安全保障をないがしろにしてきたか、その驚くべきカラクリにメスを入れます。地方の票田に色目を使い、農協の利益を優先する政治・行政が続く限り、日本の食に未来はありません。最後の聖域「農業利権」の背景に切り込む意欲作!

内容(「BOOK」データベースより)

誰も書けなかった聖域のカラクリ。JA農協、農林族、農林官僚…「護送船団」の延命と引き換えに、危機に瀕する日本の食料安全保障!自給率はさらに激減する!元農林官僚からの警告。

登録情報

  • 新書: 205ページ
  • 出版社: 宝島社 (2009/1/10)
  • ISBN-10: 4796667202
  • ISBN-13: 978-4796667203
  • 発売日: 2009/1/10
  • 商品の寸法: 17 x 10.8 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (20件のカスタマーレビュー)
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5つ星のうち 4.2 (20件のカスタマーレビュー)
 
 
 
 
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49 人中、44人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 農政の大転換点を彩る秀作, 2009/2/13
レビュー対象商品: 農協の大罪 (宝島社新書) (新書)
農業政策の大転換点を彩る秀作だろう。“農林族”などを取り上げた類書はこれまでもあったが、自民党・農水省・農業団体の農政トライアングルの本質をこれほどまでに分かりやすく、また鋭く突いた書はなかった。日本農業が衰微していく中で、むしろ結束の度を強めるこの“三すくみ”の図には哀しささえ漂う。その中核をなすのがコメと一体の農協組織だ。生産調整(減反政策)は日本農業の宿痾だが、農協の生命線でもある。しかしその減反政策にもメスが入れられようとしている。需要減が続くコメについて減産だけで対応するのは水田維持・農地確保の面からも限界との意識がようやく芽生えてきた。米粉や飼料米増産への流れは減反ではなく水田の活用であり、自給率向上の新たな方途なのだ。そうした中での選択制も十分議論に値する。本書は、農協は大罪を犯したと警告を発するが、農政の活路も示している。
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40 人中、33人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 専業農家存続への想い, 2009/1/24
By 
金吾庄左ェ門 (兵庫県宝塚市) - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)    (トップ100レビュアー)   
レビュー対象商品: 農協の大罪 (宝島社新書) (新書)
 農水省や農協を批判し、専業農家を存続させ食料自給率を向上させる為の提案をしています。
 農水省は、輸入米を精米のまま、市場に流通させずに高い保管料を払い続けた結果、汚染米騒動を発生させました。農協は、米価を維持する為に減反政策を推進させ、休耕田を増やし結果として食料自給率を低下させる一方、農家の自主性も自由も認めず、自分達の方針に協力する事を強要しているのです。著者は、減反政策をやめて、専業農家に農業の規模を拡大してもらう事により、食料自給率を上昇させて、あわせて米価も下げる(規模の拡大により生産コストが下がるので農家に不利益はない)事により、日本の農業を甦らせようと提案しています。
 
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37 人中、29人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 巨大な闇, 2009/2/17
レビュー対象商品: 農協の大罪 (宝島社新書) (新書)
日本人の100人中90人までがおかしいと思いながら、何十年も変わらないものがある。
地方の道路建設しかり、減反と米高価格政策しかり、ちょっと前までは同和政策もしかりだったろうか。一旦カネがついたら色んな人間が集まってきてしゃぶり尽くす、という構図は共通だ。
道路はワイドショーの俎上にまで登りながらその政治力で鉄面皮を保ったが、農政もこれに近いものがあった。政治力の中枢を握ると、議論などどこ吹く風、とふるまえるのだ。

農政についてはほとんど問題の本質を知らず、「零細農家が政治力で米輸入を妨げているんだろう」くらいの理解しかなかった自分だが、これだけ分かりやすく書いてくれたものがあれば1日で問題の本質を理解できるというものだ。先祖伝来の土地は売れん、と大規模農家の参入を拒む一方で地価が上がったら住宅地に叩き売って大儲け、という下りが最も本質を突いている。
「農協」は、地方土建業以上に高齢化による衰退が早く、政治力の崩壊とともに、結果として日本にも「農業」が復活する日が早晩来るかも知れない。いいタイミングでの出版ではなかろうか。
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