スローフード、ベジタリアン、マクロビオティック、ローカロリー…さまざまな観点から今脚光を浴びる豆料理。でも流石です。この本を辰巳さんが出版されたのは何と1991年。よいものは昔からよかったはずなのに、なかなか私たちは気付かなかったのですね。最近出版された豆料理の本に比べたら見かけは地味ですが、中身は国際色も豊か、写真の彩りも鮮やか、そしてレシピは滋味あふれています。
絹さやをゆでてバターをからめる、ただそれだけの料理も、こまやかな手働き・心づかいがあるとないとでは、全くの別物になってしまう。確か別の著書で辰巳さんはそう書いておられたように記憶します。この本に出てくる絹さやの写真の美しいこと!目にも、そしてきっと鼻にも耳にもおいしそう。美味とはこういうことなのでしょうね。私の豆料理のレパートリーの増え方は年単位でみても遅々としたものでしたが、ここらで勉強し直そうかしら。