エッセイと単語リストからできている本。この手の「英語で何と言う」系は実用性が低く、買っただけお金の無駄、というものが多いがこの本はその中ではよくできている。特に「ツレの名前」の項はおもしろい。立ち読みしてみることをすすめる。日本語教師の視点というのが切り口の新しさを生んでいるのかもしれない。ただし、項目によるムラが激しく、エッセイもとってつけたようなものも目立つ。また、wife/husbandは「正式に結婚していないとやはり使えません」という記述があるが、法律上の婚姻関係をそれほど「ツレ」の呼称に反映するのかは疑問。内容的にはその他にも疑問な点は多々ある。ひとつあげれば、P.19に国語審議会についての言及があるが、国語審議会はすでに廃止になっている。「2001年(平成13)の省庁再編に伴い廃止、その機能は文化庁の文化審議会へと引き継がれた」(ヤフー百科事典) でも、気楽に読むには(やや高いが)良い本です。