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輸送船入門―日英戦時輸送船ロジスティックスの戦い (光人社NF文庫)
 
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輸送船入門―日英戦時輸送船ロジスティックスの戦い (光人社NF文庫) [文庫]

大内 建二
5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 840 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

戦術の研究と新兵器の開発に明け暮れ、戦争遂行の絶対条件となる兵站・補給を軽んじた日本の戦争指導者。世界三位の船舶量を保有する大海運国でありながら三年九ヵ月の戦争間に壊滅した商船隊はどのような航跡を辿ったのか。大戦争の裏方となった戦時輸送船の戦いを日英のロジスティックスの懸隔に見る話題作。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

大内 建二
昭和14年、東京に生まれる。37年、立教大学理学部卒業後、小野田セメント株式会社(後の太平洋セメント株式会社)入社。中央研究所、開発部、札幌支店長、建材事業部長を歴任。平成11年、定年退職。現在、船舶・航空専門誌などで執筆。「もう一つのタイタニック」で第4回海洋文学大賞入賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 342ページ
  • 出版社: 光人社; 新装版 (2010/05)
  • ISBN-10: 4769823991
  • ISBN-13: 978-4769823995
  • 発売日: 2010/05
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.4 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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25 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
第2次世界大戦における輸送船とその防衛体制について、日本と英国を中心にまとめたもの。同種の本が他になく貴重な本であると思う。
日本が本来もっとも重要であるべき輸送船の防衛をなおざりにしていた実態がよく描けており、改めて太平洋戦争が何の展望もなく始められたことを痛感させてくれる。

輸送船の構造や損失の推移など他にない情報も多い。輸送船の乗組員の犠牲の多さに触れている部分は特に重要だ。また、個別の船の撃沈の様子が東西各10例ほど取り上げてあり、これだけでも興味深い読み物となっている。
ただ、明らかな間違いと思われることが散見されるのが残念である。

このレビューは参考になりましたか?
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 江口哲学 トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫|Amazonが確認した購入
第二次世界大戦中の日英商船喪失量を比較すると、
■イギリス --- 11330総トン 2426隻
■日  本 --- 8430総トン 2568隻
となっている。
また、ヨーロッパ戦線に於ける一隻当たり最悪の犠牲者を出した商船はドイツのもので、9331名という記録がある。ちなみにその三位まではドイツが占め、犠牲者数は6666名、5594名と続く(日本の最悪のケースは4999名)。

日本が海上輸送を軽視していたことは、いろいろなところで指摘されているが、他国に於いても安全な商船の航行というのは難しい問題だったのだと思われる。

しかし、ヨーロッパ戦線に於ける一隻当たりの犠牲者数の八位までが四桁なのに比べ、日本の場合は30位でも1428名なので、兵員輸送に貨物船を使ったことからしても、その人命軽視の姿勢は著しかったと言わざるをえない。

輸送船一般を論じている部分だけでなく、詳細に記された、日英独の輸送船が遭難したいくつかの具体例も非常に興味深い。
このレビューは参考になりましたか?
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By KGR87
形式:文庫
本来海軍と商船はクルマの両輪であるべきなのに、当時は軍尊民卑思想横行で、ただただ軍部の下働きに終始し、シーレーン施策貧困のため膨大な船腹・人命・資源が海底の藻屑となった経緯を子細に検証した労作に敬意を表したい。
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